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【Power Apps初心者向け】基本操作がわかる!練習アプリを作ろう! #8 フォームの編集

こんにちは!
システムソリューション営業本部2年目の加藤です。
Power Appsでの練習アプリ作成シリーズの第8回目です!
今回が最終回です!
前回までの内容をご覧になっていない方は、ぜひご覧ください!
【Power Apps初心者向け】基本操作がわかる!練習アプリを作ろう! シリーズ
#1 画面とラベルの作成、画面移動、エラー確認
#2 アイコンの作成と設定
#3 配置と配列
#4 引数の指定(Navigate関数)
#5 テキスト入力
#6 データと連携したアプリの作成
#7 ギャラリーの編集
また、ほかの社員が書いた、Power Appsのもう少し高度な内容を扱った記事もございますので、
こちらもぜひご覧ください!
- Power Platformによるペーパレス化でリモートワークの問題を解決
- 【Power Platform】Power Appsで在宅勤務状況確認アプリを作った話(テレワーク対策)
- Power Apps作例:リモートワーク環境でブレインストーミングするためのツールを作ってみた
- Power Appsでautocompleteを実装する
前回の振り返りと今回の内容
第7回では、以下のことができるようになりました!- ギャラリーの表示内容の編集
- ギャラリーのソート対象のデータの設定
- 検索ボックスの対象となる列の変更
- 検索ボックスにクリアボタンをつける
今回は、自動で作成された画面の
フォームの内容を編集し、動作を確認しましょう!
入力・編集用フォームの表示内容を編集しよう!
「EditScreen1」を選択します。
表示される項目の順番を並び替えたいと思います。
「EditForm1」を選択して、プロパティの「フィールドの編集」をクリックします。

ドラッグ&ドロップで簡単に並び替えができます。
私は以下の画像のような順番にしました。

それぞれの項目を展開すると、データの形式を編集することができます。
「業務内容」と「コメント」は、複数行にわたって書く可能性がありますので、
「複数行テキストの編集」に変更しましょう。

枠が大きくなって、複数行のテキストも見やすくなりましたね。

上部の「シート1」と書かれたテキストは削除します。
確認用フォームの内容を編集しよう!
次は、「DetailScreen1」を編集しましょう。
項目の順番は、「EditScreen1」と同じになるように並び替えましょう。
そのままだと行間が詰まっていたりして少し見にくいので、
もう少し見やすくなるように編集しましょう。
それぞれの項目の項目名と内容は、「カード」と呼ばれています。

カードを選択して、大きさを調整します。
せっかくなので、これまでの記事の内容の復習で、
「DetailForm1」の高さを使って大きさを指定しましょう。
「DetailForm1」の高さの値は、「DetailForm1.Height」で表すんでしたね。
「日付」「ユーザー名」「出社/在宅」の高さを「DetailForm1.Height/7」に設定し、
複数行になる可能性がある「業務内容」「コメント」の高さは「DetailForm1.Height/4」に設定しました。

行間が空いて、少し見やすくなったと思います。
項目の内容を少しインデントして、項目名との区切りをわかりやすくします。
カードの中の内容を選択して、「X」を「60」に変更します。

最後に、上部の「シート1」と書かれたテキストを消しましょう。
編集前と比較すると、見やすくなったと思います。

動作を確認しよう!
もっといろいろとこだわりたいところですが、最低限の編集が終わったところで、以下の動作を確認してみましょう!
日報の入力
①一覧画面の右上の「+」アイコンをクリック②入力画面に移動したら、内容を入力して、右上のチェックアイコンをクリックする
③一覧画面に戻り、入力した日報が一覧に追加されていることを確認する
日報の修正
①一覧から日報を1件クリックする②内容確認画面の右上の鉛筆アイコンをクリックする
③編集画面に移動したら、内容を入力して、右上のチェックアイコンをクリックする
④一覧画面に戻り、修正した日報をクリックし、内容が修正されていることを確認する
今回の内容は、ここまでです!
アプリは忘れずに保存して(Ctrl+S)、最後に今回の内容を振り返りましょう!
今回の振り返り
今回の記事では、以下のことができるようになりました!- 入力・編集用フォームの表示内容の編集
- 入力・編集用フォームのコントロールの種類の変更
- 確認用フォームの表示内容を編集
この連載は、この記事で最終回となります。
ミニマルなアプリですが、1つのアプリを完成させたということが、
みなさんの自信につながっていればうれしいです。
日報アプリはまだまだブラッシュアップする余地があるので、
ぜひ実用的なアプリを作成してみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
他の記事もぜひ読んでいってくださいね!
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