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【Power Platform】Power Appsで在宅勤務状況確認アプリを作った話(テレワーク対策)

皆さん、こんにちは。システムソリューション営業本部 渡部です。
3月26日、新型コロナウイルスの影響を受け、協力会社を含む全従業員が原則在宅勤務となりました。
当然ながら管理職は今後、社員が在宅なのか出勤しているのかを毎日把握しておく必要があります。
そこで、弊社Power Platformチームは活用の一環として、
「在宅勤務状況確認アプリ」を当部署内向けにリリースしました。
構想から開発、展開に至るまで時間的には2~3日で完了しました!
とりあえず使えればいいやの突貫工事で作成したので、UI/UXは度外視しています。そのうち直しますが。。
今回このアプリは部内全員に展開しなければならなかったので、全員が保有しているOffice 365のライセンスの範囲内で構築する必要がありました。
そこで、Office 365内に含まれている、以下のサービス利用権を用いて構築を行いました。
(※1) Power Apps には大きく分けて「キャンバスアプリ」「モデル駆動型アプリ」の2種類があります。
今回はスマホ・PCブラウザ・Teamsで利用される事を想定してキャンバスアプリで作成しています。
(※2) リストとは、一言で言えばSharePoint上で利用できるExcelのデータテーブルのような機能です。
ちなみにQESではクラウドエンジニアも募集していますので
QESの仕事内容や転職にご興味のある方はこちらもご覧ください。

在宅にするのか出社するのか、朝勤務開始する前にメンバーに9:00までにボタンを押してもらいます。

画面左にカレンダーもついているので、過去の履歴も確認可能です。

などが挙げられています。
発行してからものの短時間でTeamsに大量の意見・要望が送られてきました。
これらの内容を組み込んでよりよいアプリに仕上げていこうと思っています。
「マシンログやOutlook・Googleカレンダー、勤怠データと連携してシステム化するのが普通じゃないの?」
と思われる方も多いと思います。
...仰る通りです!
ですが、そういった既存のシステム等との連携を最初から目指して開発するのはオススメしません。
それは、会社標準のシステムの大抵はユーザー部門ではなくIT部門の管理下にあり、承認やら何やらで時間がかかるからです。
Power Appsのいいところは、こういう単発アプリを即開発してユーザーにリリースできる所にあると思っています。
是非、以下の「お問い合わせフォーム」から気軽にお問合せください!
Power Platformはユーザー部門の方と一緒にアプリやシステムを作り上げていく為にあります。
他にもPower Platform関連のブログが多数アップされていますので、こちらもご参照くださいませ。
※このブログで参照されている、Microsoft、Windows、SharePoint、PowerAppsその他のマイクロソフト製品およびサービスは、米国およびその他の国におけるマイクロソフトの商標または登録商標です。
3月26日、新型コロナウイルスの影響を受け、協力会社を含む全従業員が原則在宅勤務となりました。
当然ながら管理職は今後、社員が在宅なのか出勤しているのかを毎日把握しておく必要があります。
そこで、弊社Power Platformチームは活用の一環として、
「在宅勤務状況確認アプリ」を当部署内向けにリリースしました。
構想から開発、展開に至るまで時間的には2~3日で完了しました!
とりあえず使えればいいやの突貫工事で作成したので、UI/UXは度外視しています。そのうち直しますが。。
今回このアプリは部内全員に展開しなければならなかったので、全員が保有しているOffice 365のライセンスの範囲内で構築する必要がありました。
そこで、Office 365内に含まれている、以下のサービス利用権を用いて構築を行いました。
- Power Apps for Office 365
⇒ 他のOffice 365 のサービスに接続して、Power Apps のキャンバスアプリ(※1)を作成できる - SharePoint Online
⇒ SharePoint のリスト(※2)をデータソースとして利用
(※1) Power Apps には大きく分けて「キャンバスアプリ」「モデル駆動型アプリ」の2種類があります。
今回はスマホ・PCブラウザ・Teamsで利用される事を想定してキャンバスアプリで作成しています。
(※2) リストとは、一言で言えばSharePoint上で利用できるExcelのデータテーブルのような機能です。
ちなみにQESではクラウドエンジニアも募集していますので
QESの仕事内容や転職にご興味のある方はこちらもご覧ください。
1. 出勤形態登録アプリ
このアプリは今日の出勤形態を登録してもらうアプリです。在宅にするのか出社するのか、朝勤務開始する前にメンバーに9:00までにボタンを押してもらいます。

2. 出勤状況確認アプリ
このアプリは社員に押してもらった出勤形態を集計して表示するアプリです。画面左にカレンダーもついているので、過去の履歴も確認可能です。

3. 今後の展開
現在のところで社員から頂いている意見・要望は、- 弊本部はチームが管理含め5つあるので、チームごとで社員をフィルタして状況が確認できるとよい。
- AM出社⇒PM在宅、のようなケースも考えられるので、選択肢を増やした方がいいのでは?
- ステータスを追随できるといいかも?(何時にどこに居ます、会議中、外出中など
などが挙げられています。
発行してからものの短時間でTeamsに大量の意見・要望が送られてきました。
これらの内容を組み込んでよりよいアプリに仕上げていこうと思っています。
4. 作ってみて思ったこと
正直な話、「マシンログやOutlook・Googleカレンダー、勤怠データと連携してシステム化するのが普通じゃないの?」
と思われる方も多いと思います。
...仰る通りです!
ですが、そういった既存のシステム等との連携を最初から目指して開発するのはオススメしません。
それは、会社標準のシステムの大抵はユーザー部門ではなくIT部門の管理下にあり、承認やら何やらで時間がかかるからです。
Power Appsのいいところは、こういう単発アプリを即開発してユーザーにリリースできる所にあると思っています。
5. 最後に
もし、こういったアプリを自社でも使ってみたいという方がいらっしゃいましたら、是非、以下の「お問い合わせフォーム」から気軽にお問合せください!
Power Platformはユーザー部門の方と一緒にアプリやシステムを作り上げていく為にあります。
他にもPower Platform関連のブログが多数アップされていますので、こちらもご参照くださいませ。
※このブログで参照されている、Microsoft、Windows、SharePoint、PowerAppsその他のマイクロソフト製品およびサービスは、米国およびその他の国におけるマイクロソフトの商標または登録商標です。