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【SKYSEA】 第10回 SKYSEAの機能を見てみよう ワークフローサーバー編

~特定デバイスの利用申請編①~
今回は、SKYSEA Client Viewの「申請・承認ワークフローシステム」を使って、USBデバイスの利用申請から承認までの流れをご紹介します。
USBメモリなどの記憶媒体は便利な一方で、情報漏えいや不正利用のリスクもあります。SKYSEAのワークフローシステムを使えば、以下のような管理が可能になります。
- 利用目的・期間の明確化
- 利用者の特定
- 不適切な使用の防止
申請〜承認の流れ(概要)
- 利用者がUSBデバイスをPCに接続
- Webブラウザで申請画面を開き、利用申請を実施
- 管理者がWeb上で承認処理を実施
- 承認後、USBデバイスを再接続すると利用可能に
申請・承認の状況はリアルタイムで反映されるため、業務の停滞を防ぐことができます。
申請の手順
① USBデバイスを接続
制御対象のUSBデバイスをPCに接続すると、一時的にブロックされ、以下のようなポップアップが表示されます。
「利用を申請する」ボタンをクリックすると、申請用のWebシステムが開きます。
② Webブラウザでログイン
- ユーザー名とパスワードを入力してログイン
- ドメインユーザーであれば、自動ログインも可能(設定による)
③ 申請情報を入力
申請画面で以下の情報を入力し、「申請」ボタンをクリックします。

④ 承認者を選択
申請後、事前に設定された「回覧グループ」から承認者を選択します。
※Active Directoryと連携したセキュリティグループです。(事前に設定が必要)
通知メールの送信設定も可能です。
[申請完了後の画面]
⑤申請内容の確認
申請内容や承認状況は「申請書一覧」画面から確認可能です。
承認の手順
① Webブラウザで承認画面にログイン
申請・承認ワークフローシステムのURLにアクセスし、ログインします。
※URLは申請・承認ワークフローシステムのインストール時に設定
② 承認対象の申請を選択
申請数や承認状況を一覧で確認することが可能です。
複数の申請を選択し、一括操作(承認、差し戻し等)も可能です。
③ 内容確認と承認
申請内容を確認し、「承認」ボタンをクリックします。
状況に応じて、「差し戻し」や「拒否」も選択可能です。
[承認完了後の画面]
④ 処理状況の確認
承認が完了すると、「申請書一覧」画面に「最終承認完了」と表示されます。
利用者が再度PCにUSBデバイスを接続すると、利用期間中は利用可能になります。
まとめ
今回は、申請・承認ワークフローシステムの概要と基本操作についてご紹介しました。
申請・承認ワークフローシステムを活用することで、USBデバイスの使用目的や使用期間を明確に管理できます。
また、申請・承認がシステム上で完結するため、紙ベースや口頭でのやり取りが不要になり、運用業務の効率化にも役立ちます。
他にも申請・承認ワークフローシステムには様々な機能がありますので、さらに詳しく知りたい方は、弊社問い合わせ窓口までお気軽にご連絡ください。