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【Google Cloud】2段階認証(MFA)必須化が進行中!弊社に届いた通知(2026年10月〜)と対策まとめ

この記事のポイント
Google Cloud コンソールアクセスにおける多要素認証(MFA)必須化の決定に伴う影響範囲、設定手順、対象外となるシステム要件を分かりやすく解説します。
- 2026年10月からのMFA必須化:
Google Cloud コンソールおよび Firebase コンソールへのログイン時に多要素認証が必要となります。 - 対象者と影響範囲の正確な把握:
影響を受けるのは管理コンソールにアクセスするユーザーであり、Cloud Run や Vertex AI 等で稼働するWebアプリのエンドユーザーには影響しません。 - 期限前の事前設定の推奨:
個人のアカウント管理画面から「2段階認証プロセス」を有効化しておくことで、移行日以降もスムーズに業務を継続できます。
はじめに
DXソリューション営業本部の川古谷です。
先日、Googleから「[Action Required] Enable 2-step verification to maintain your access to the Google Cloud console」という件名の通知メールが届き、確認された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、この通知メールの内容である「Google Cloud コンソールアクセス時の多要素認証(MFA)必須化」セキュリティアップデートについて詳しく解説します。
いつから変更されるのか?
Google Cloudでは、セキュリティ強化の一環として段階的に多要素認証(MFA)の強制適用を進めています。
- 適用開始日: 2026年10月20日〜 (弊社が受け取った通知に基づく日付です。適用日は組織ごとに異なる場合があるため、貴社の正確な適用日はGoogleからの通知メール等をご確認ください)
- 管理者による延長: 管理者設定により最大90日間の期限延長が可能な場合があります。
詳細なアナウンスや仕様については、Google Cloud 公式ドキュメント も合わせてご確認ください。
誰が対象か?
Google Cloud Identity アカウント(会社のドメインで作成された組織用の Google アカウント)を使用して、以下へアクセスするすべてのユーザーが対象です。
- Google Cloud コンソール
- Firebase コンソール
※なお、今回の対象は Google Cloud のみであり、Google Workspace の利用には影響はありません。
どういう設定が必要か?
対象ユーザーは、適用開始日までに個別で多要素認証(MFA)を有効化しておく必要があります。
- security.google.com ※にアクセスします。
- 「2段階認証プロセス」を選択し、画面の指示に従って有効化します。(セキュリティキー、スマホのプッシュ通知、Google Authenticatorアプリなどが利用可能です)

※設定画面が表示されない場合は、組織の管理者側で設定ができないように制御している可能性があります。その場合は組織の管理者に問い合わせてください。
設定が漏れたときどうなるか?
適用開始日までに多要素認証を有効化していない場合、Google Cloud コンソール等へのログイン・アクセスができなくなります。
※仮に有効化をせずに適用開始日を過ぎても、アクセスがブロック(MFAの設定が要求)されるだけで、その際にMFAを有効化すれば影響はございません。
普段の業務に支障が出ないよう、期限前の事前設定を推奨します。
補足:WebアプリやAPIへの影響(Vertex AI / Cloud Run 等)
例えば、社内でVertex AIやCloud Runを用いて Webサイト・Webアプリを構築し公開しており、これらのWebサイトへアクセスする際、利用者は自身のGoogleアカウントを利用して認証を行っているケースがあったとします。
この場合はWebサイト・アプリの利用者はCloud Run や Vertex AI のバックエンド、IAP・OAuth 認証を介してサービスを利用する「エンドユーザー」であるため、今回のMFA必須化の対象外となります。
あくまで、Google Cloud コンソール(管理画面)等にログインしてリソースを設定・管理するユーザーが、2段階認証有効化の対象者となります。
まとめ
Google Cloudコンソールを利用している方は、アカウントの管理画面(security.google.com)から、適用開始日までに早めに多要素認証(MFA)の設定を済ませておくことをおすすめします。
また、管理者の方には早めの計画と設定の促進を推奨いたします。
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