1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

QES ブログ

記事公開日

AWS知識ゼロから始める! AWS SAA合格ロードマップ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

はじめに

こんにちは!DXソリューション営業本部の菊池です。

この度、AWS認定資格のAWS-SAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)を受験し、合格することができました。
この記事では、「これからSAAに挑戦したいけど、何から始めればいいか分からない」という方に向けて、具体的な学習方法を共有します。

筆者について

初めに、私の情報を簡単に記載します。

  • QES新卒入社 1年目
  • IT未経験 (高校・大学は機械工学を専攻)
  • 7月にAWSグループに配属され、学習をスタート
  • 9月頭にSAA合格

配属されるまでAWSに全く触れてこなかった私が、約2ヶ月の学習でSAAに合格することができました。

受験のきっかけ

受験のきっかけは、AWSグループに配属が決定した際に「AWS12冠を目指す」という目標を設定したためです。
今回はその第一歩としてSAAを受験しました。
IT未経験が初めに受ける資格として、ClF(AWS Certified Cloud Practitioner)を想像する方が多いと思います。
そんな中、私がSAAを最初に選択した理由は、案件にアサインされる際に、ClFより実践的な知識を求められるSAAを取得したほうが役に立つと考えたからです。

SAAとは

AWS認定には12個の資格があり、Professional(2個), Associate(5個), Foundational(2個), Specialty(3個)の4種類に分類されます。
SAAはその中でAssociateに属す、AWSの設計・構築スキルを証明する中級資格です
実際の問題では、単なるサービス知識だけでなく、Well-Architected フレームワークを実践した設計について問われます。

試験の詳細内容は下表の通りです。

試験名 AWS Certified Solutions Architect - Associate
試験内容 AWSのサービスや構築スキル
試験時間 130分
問題数 65問(うち15問採点対象外)
合格点 720/1,000点
受験場所 Pearson VUE テストセンターまたはオンライン監視付き試験

学習方法

私は、以下の画像のように4つのステップで学習を進めました。

Step1:AWSの全体像を掴む

初めに、Skill BuilderのClFプランから始めました。
ここでは、AWSとは何か、主要なサービスにはどんなものがあるか、といった全体像を掴むことを意識しました。
ClFプランの中には、CloudQuestというゲーム感覚で学習を進められるものがあり、未経験からでも理解しやすいコースでした。

Step2:実際に構築してみる

新人研修の一環でインフラ構築課題に取り組みました。
下図のように、「踏み台サーバー経由でプライベートサブネットのEC2に接続する」という構成でしたが、ここで初めてVPCやサブネット、ルートテーブルといったネットワークの設定に触れました。
実際に手を動かしたことで、座学だけでは分からなかったサービスの連携が具体的にイメージできるようになりました。
構築課題

Step3:SAAの試験範囲を本格的に学習する

ここから本格的にSAAの学習に移りました。
Skill Builder SAAプランでは、AWS Well-Architected Frameworkに則った構築の内容がメインになります。
Step1でAWSサービスについて、Step2でサービスの連携について学んでいたので、内容はかなり理解しやすかったです。

実際に使用したプラン
Exam Prep Plan: AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03 - 日本語)

※ClFプランはSkill Builder無料枠で利用可能ですが、SAAプランはサブスクリプションが必要です。
 SAAプランの中にも一部無料範囲がありますので、サブスクリプションを検討される方は、先にそちらをご覧ください。

Step4:問題演習と知識の補填を繰り返す

この方法が一番効果的だったと感じています。
問題集やSkill Builder内の模試を解き、間違えた問題や理解が曖昧なサービスを、Black Beltの動画や資料で復習しました。

問題を解く→分からないサービスをBlack Beltで調べる→再度問題を解く

このサイクルを繰り返すことで、知識が定着していきました。

この4ステップ以外でも、業務内で技術ブログを記述することで、知識のアウトプットを行っていました。


AWS-SAA学習サポートAI Agentを作ってみた | QES ブログ
信頼できるデータソースからAWS-SAAの問題を作成してくれるAI Agentがあれば、学習効率向上につながると考え、「SAA学習サポートAI Agent」を作成してみました!
   

まとめ

SAA試験を通して、AWSの主要なサービスを学ぶことができ、AWSエンジニアとしての大きな一歩になったと感じています。
試験範囲が広いため、今後の実務や他の資格学習においても役立つ、基礎知識が身につきます。
2ヶ月前は知識ゼロだった私でも、正しいステップで学習を進めることで合格できました。
この記事が、これからSAAを受ける方々の、最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
今後も、AWS12冠という目標に向け、精進して参ります。

もし「このサービスについて知りたい」「AWS環境の構築、移行」などのリクエストがございましたら、弊社お問合せフォームまでお気軽にご連絡ください。 のちほど当ブログにてご紹介させていただくか、複雑な内容に関するお問い合わせの内容の場合には直接営業からご連絡を差し上げます。 また、よろしければ以下のリンクもご覧ください!
<QES関連ソリューション/ブログ>

<QESが参画しているAWSのセキュリティ推進コンソーシアムがホワイトペーパーを公開しました>

※Amazon Web Services、”Powered by Amazon Web Services”ロゴ、およびブログで使用されるその他のAWS商標は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

Contact

ご質問やご相談、サービスに関する詳細など、何でもお気軽にご連絡ください。下記のお問い合わせフォームよりお気軽に送信ください。

お問い合わせ

資料ダウンロード

Download

当社のサービスに関する詳細情報を掲載した資料を、下記のページよりダウンロードいただけます。より深く理解していただける内容となっております。ぜひご活用ください。

資料ダウンロード