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【2026年最新】Microsoft 365 Copilot & Cowork ライセンス完全ガイド:プランの選び方と料金体系を徹底解説

この記事のポイント
2025年末から2026年6月にかけて激変するMicrosoft Copilotのライセンス体系について、体系的に解説した記事です。2026年6月16日に正式GAされた「Copilot Cowork」の最新情報を含め、個人向けから大企業向けの最上位プラン「Microsoft 365 E7」まで、複雑な料金構造や選択基準を独自の検証視点を交えて分かりやすくまとめています。
- 自律型AI「Copilot Cowork」のGAと2階建て料金構造:
2026年6月16日に正式GAされたCopilot Coworkは、M365 Copilotライセンス($30/月)をベースに、タスクの複雑さや使用モデル(Claude Opus 4.8 / Sonnet 4.6等)に応じて1クレジット=$0.01が消費される従量課金制です。プレビューユーザーは2026年7月1日より課金が開始されます。 - 最上位「M365 E7」と中小向け「Copilot Business」の比較:
2026年5月1日にGAされたM365 E7は、$99/ユーザー/月でE5相当・Copilot・Agent 365・Entra Suiteを統合したバンドルであり、Coworkの本格展開に最適です。一方、〜300ユーザー向けのアドオン「Copilot Business」は約¥3,148/ユーザー/月、初年度プロモーション価格は約¥2,698/ユーザー/月で提供されますが、Graph参照範囲が限定的であるなど機能差に注意が必要です。 - 2026年夏の仕様変更と価格改定への対応:
2026年4月から2,000シート以上の大規模組織で適用されたライセンス未割り当てシートでの機能制限や、2026年7月に見込まれている価格改定など、直近の重要トピックを網羅。企業の年間契約更新タイミングにおける最適な予算・ライセンス計画の判断材料を提供します。
目次
- はじめに:Copilotライセンスを正しく理解しよう
- Copilotのプラン全体像
- 個人向けプラン:Microsoft 365 Personal / Family / Premium
- 法人向けCopilot:まず「ベースライセンス」が必要
- 中小企業向け:Copilot Business(〜300ユーザー)
- 大企業向け:Microsoft 365 Copilot(フル版)
- 最上位:Microsoft 365 E7(Frontier Suite)
- Copilot Coworkとは何か?ライセンスと料金構造
- プラン比較:何を選べばよいか
- まとめ
1.はじめに:Copilotライセンスを正しく理解しよう
「Microsoft 365 CopilotとCopilot Businessの違いは何ですか?」「Coworkを使うにはどのライセンスが必要ですか?」——Microsoft Copilotのライセンス体系について、お客様からこうしたご質問をいただく機会が増えています。
2025年末からMicrosoftはCopilot関連のライセンスを大きく再編しました。2025年12月の「Copilot Business」新設、2026年3月の「Microsoft 365 E7(Frontier Suite)」発表、そして2026年6月16日のCopilot Cowork正式リリース(GA)と、短期間で変化が続いています。
本記事では、2026年6月時点の最新情報をもとに、個人から大企業まですべてのCopilotライセンスを体系的に解説します。
⚠️ 本記事の情報は2026年6月17日時点のものです。 料金・プラン内容は変更される場合があります。最新情報はMicrosoft公式サイトでご確認ください。なお、2026年7月に価格改定が見込まれています。年間契約の更新タイミングには注意が必要です。
2.Copilotのプラン全体像
Copilotのライセンスは大きく「個人向け」「法人向け(中小企業)」「法人向け(大企業)」の3層に分かれます。
※ 下記費用は2026年6月17日時点での価格であり、参考価格としてご認識ください。
| カテゴリ | プラン | 月額料金(税抜) | 前提ライセンス |
|---|---|---|---|
| 個人 | Microsoft 365 Personal | ¥2,130〜 | 不要(統合済み) |
| 個人 | Microsoft 365 Family | ¥2,740〜 | 不要(統合済み) |
| 個人 | Microsoft 365 Premium | ¥3,200 | 不要(統合済み) |
| 法人(中小) | Copilot Business(アドオン) | 約¥3,148〜(年契約) | Business Basic / Standard / Premium |
| 法人(大企業) | Microsoft 365 Copilot(アドオン) | 約¥4,497(年契約) | E3 / E5 / F1 / F3 等 |
| 法人(大企業) | Microsoft Agent 365(アドオン) | $15/ユーザー | E3 / E5 等 |
| 法人(大企業) | Microsoft 365 E7(バンドル) | $99/ユーザー | 単体完結(E5相当含む) |
| エージェント | Copilot Cowork(従量課金) | $0.01/クレジット+ | M365 Copilot ライセンス |
3.個人向けプラン:Microsoft 365 Personal / Family / Premium
個人向けプランでは、追加のCopilotアドオンは不要です。Microsoft 365のサブスクリプション自体にCopilot機能が統合されています。
※ 下記費用は2026年6月17日時点での価格であり、参考価格としてご認識ください。
| プラン | 月額(税抜) | ユーザー数 | Copilotの利用 |
|---|---|---|---|
| Personal | ¥2,130 | 1名 | Word / Excel / PowerPoint等でCopilot利用可 |
| Family | ¥2,740 | 最大6名 | サブスクリプション所有者のみCopilot利用可 |
| Premium | ¥3,200 | 最大6名 | AIエージェント機能対応(旧Copilot Proを統合) |
個人向けは法人のような「ベースライセンス必須」の制限がなく、シンプルにCopilot機能を試せます。Premiumは2025年に旧「Copilot Pro」の機能を統合したプランで、AIエージェント機能まで利用できます。
4.法人向けCopilot:まず「ベースライセンス」が必要
法人でCopilotを導入する際に最初に押さえるべきポイントが、「Copilotはアドオンであり、単体では購入できない」という点です。
Copilot(アドオン) = 必ず既存のM365ライセンスに追加する形で購入
Copilot Business、Microsoft 365 Copilotのいずれも、以下のいずれかのベースライセンスを保有していることが前提条件です。
中小企業向けベースライセンス(Businessシリーズ):
- Microsoft 365 Business Basic(¥756/ユーザー/月〜)
- Microsoft 365 Business Standard(¥1,512/ユーザー/月〜)
- Microsoft 365 Business Premium(¥3,024/ユーザー/月〜)
大企業向けベースライセンス(Enterpriseシリーズ):
- Microsoft 365 E3 / E5 / F1 / F3
- Office 365 E1 / E3 等
「営業部だけCopilotを試したい」という場合でも、その営業部全員分のM365ライセンスが必須です。
5.中小企業向け:Copilot Business(〜300ユーザー)
Copilot Businessは、2025年12月に新設された中小企業専用のCopilotプランです。
Copilot Businessの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | Microsoft 365 Businessシリーズ契約者(〜300ユーザー) |
| 月額(通常・年契約) | 約¥3,148/ユーザー |
| 月額(プロモーション初年度) | 約¥2,698/ユーザー(2025年12月〜2026年6月30日) |
| 利用できるアプリ | Word / Excel / PowerPoint / Outlook / Teams |
| 社内データ参照 | 限定的(Microsoft 365フルライセンスより範囲が狭い) |
Copilot Businessで何ができるか
- Word・Outlookでの文章生成・要約
- Excel・PowerPointでのコンテンツ作成補助
- Teamsでの会議要約・チャット整理
- Copilot Chatによるウェブ検索ベースのQ&A
Copilot Businessの注意点
Copilot Businessは、大企業向けの「Microsoft 365 Copilot(フル版)」と比べると、Microsoft Graph経由の社内データ横断参照や、Copilot Studioを使った高度なエージェント構築などの機能が限られます。「まずAIを試したい中小企業」にとって入口となるプランです。
6.大企業向け:Microsoft 365 Copilot(フル版)
大企業向けのMicrosoft 365 Copilotは、組織のデータ基盤とAIを深く統合したフルスペックのプランです。
Microsoft 365 Copilotの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | E3 / E5 等のEnterpriseライセンス契約者 |
| 月額(通常・年契約) | ¥4,497/ユーザー(税抜) |
| 月額(月払い) | ¥4,722/ユーザー(税抜) |
| 利用できるアプリ | Word / Excel / PowerPoint / Outlook / Teams / OneNote / Loop 等 |
| 社内データ参照 | Microsoft Graph経由でメール・ファイル・会議を横断参照 |
| AIエージェント | Copilot Studioでのカスタムエージェント構築が可能 |
Microsoft 365 Copilot(フル版)ならではの機能
- Work IQ:組織内のメール・会議・ファイルを横断的に学習するAI基盤
- Copilot Studio連携:ノーコードでカスタムAIエージェントを構築
- Microsoft 365 Chat:社内全データを参照したチャットインターフェース
- Copilot Coworkの前提:後述するCoworkを利用するために必要
2026年4月の仕様変更:大規模組織への影響
2026年4月15日より、Microsoft 365ライセンスが2,000シート以上の組織では、M365 Copilotアドオンライセンスが割り当てられていないシートでは、Word・Excel・PowerPoint・OneNoteでのCopilot機能が利用できなくなりました。大規模組織はライセンス配布計画の見直しが必要です。
7.最上位:Microsoft 365 E7(Frontier Suite)
2026年5月1日にGA(一般提供開始)されたMicrosoft 365 E7(Frontier Suite)は、E5以来約10年ぶりに新設されたエンタープライズ最上位ライセンスです。
E7が統合する4つのコンポーネント
| コンポーネント | 概要 | 単体価格(参考) |
|---|---|---|
| Microsoft 365 E5 | 大企業向け最上位プラン(セキュリティ・コンプライアンス含む) | $57/ユーザー/月 |
| Microsoft 365 Copilot | Office/Teams等へのAI統合 | $30/ユーザー/月 |
| Agent 365 | AIエージェントのガバナンス・管理・セキュリティ統制 | $15/ユーザー/月 |
| Microsoft Entra Suite | ID管理・ゼロトラスト・SASE基盤 | $12/ユーザー/月 |
個別購入の合計は約$114/ユーザー/月。E7は**$99/ユーザー/月**(約15%割引)です。
Agent 365(単体提供あり)
E7に統合されたAgent 365は、$15/ユーザー/月の単体プランでも提供されています。既存のE5契約に追加する形で、組織全体のAIエージェントを管理・監視・セキュリティ保護するコントロールプレーンを導入できます。
E7を選ぶべき判断基準
E7は「セット割」ですが、未活用のコンポーネントを抱えると高コストになるリスクがあります。以下のすべてに該当する組織が最適です。
- E5を既に契約しており、CopilotとAgent 365の両方を展開予定
- Entra Suiteによるゼロトラスト移行を計画中
- AIエージェントのガバナンス基盤の整備が必要
- EAの更改タイミングが2026年後半に重なる
8.Copilot Coworkとは何か?ライセンスと料金構造
Copilot Coworkの概要
Copilot Coworkは、2026年3月9日にMicrosoftが発表し、2026年6月16日に正式GA(一般提供開始)した自律型AIエージェントです。
従来のCopilotが「質問に答えるAI」であるのに対し、Coworkは目的を与えると複数のステップを自律的に計画・実行するエージェントAIです。
- メールのトリアージ・優先整理
- リサーチ → 資料化(PowerPoint・Word)
- プロジェクト進捗の整理・Teamsへの報告
- バックグラウンドでのマルチステップタスク実行
Coworkは内部にAnthropicのClaudeモデルを搭載(マルチモデル設計)しており、Work IQと組み合わせることで組織内のメール・会議・ファイルを理解した上で業務を遂行します。
Copilot Coworkの概要・活用方法については、【Copilot Cowork入門】作業を"手伝う"から"任せる"へもあわせてご覧ください。
Coworkのライセンス:2階建て構造
Copilot CoworkのGA後の料金体系は、「ベースライセンス+従量課金」の2階建て構造になっています。
【1階】ベースライセンス → Microsoft 365 Copilot ユーザーライセンス($30/ユーザー/月) → Copilot Chatはここに含まれます 【2階】従量課金(Copilot Credits) → 「Copilotクレジット(Copilot Studio共通の仮想通貨)」による従量課金が加わる2階建て構造です。
クレジットの詳細な仕組みについてはこちらの記事をご参照ください。
既存ユーザーへの影響:
- Frontierプレビュー期間(〜2026年6月30日):無料
- 2026年7月1日より:従量課金開始
新規ユーザー:
- 2026年6月16日(GA日)から即課金
Copilot Creditsのコストを決める4つの要素
1タスクあたりのクレジット消費量は以下の要素で変わります。
| 要素 | 内容 | コストへの影響 |
|---|---|---|
| 使用モデル | Claude Opus 4.8は高め、Sonnet 4.6・Cowork 1(新モデル)は安め | 大 |
| コンテキスト取得 | Work IQで社内データを参照する量 | 中〜大 |
| ツール呼び出し | ファイル操作・メール送信・検索等の実行回数 | 中 |
| タスクの複雑さ | マルチステップ・マルチエージェント実行ほど消費が増える | 大 |
Coworkを本格活用するなら E7 が現実的
Copilot Coworkを大企業環境で本格展開する場合、実際に必要になるライセンスを積み上げると以下のようになります。
| ライセンス | 単体価格 |
|---|---|
| Microsoft 365 E5(セキュリティ・コンプライアンス基盤) | $57/ユーザー/月 |
| Microsoft 365 Copilot(Work IQ・アプリ統合) | $30/ユーザー/月 |
| Agent 365(エージェントガバナンス・管理) | $15/ユーザー/月 |
| Microsoft Entra Suite(ゼロトラスト・ID管理) | $12/ユーザー/月 |
| 合計 | $114/ユーザー/月 |
Microsoft 365 E7は$99/ユーザー/月で、これら4つを統合したバンドルです。個別購入より約15%安く、ライセンス管理も一本化されます。すでにE5を契約しておりCopilotとAgent 365の展開を検討している大企業にとっては、E7への移行が合理的な選択肢になりえます。ただしEntra SuiteやAgent 365を使わない場合はE7のほうが割高になるため、自社の利用予定に合わせた試算を行うことをお勧めいたします。
9.プラン比較:何を選べばよいか
規模・目的別の選択ガイド
| シーン | 推奨プラン | 理由 |
|---|---|---|
| 個人でOfficeのAI機能を使いたい | Microsoft 365 Premium | アドオン不要、AIエージェントも対応 |
| 中小企業でまずCopilotを試したい | M365 Business + Copilot Business | スモールスタート可、初年度割引あり |
| 中小企業でグラフ参照・高度AIが必要 | M365 Business Premium + M365 Copilot | フル機能、Copilot Studio対応 |
| 大企業でCopilotを全社展開 | M365 E3/E5 + Microsoft 365 Copilot | Graph連携・組織データ活用 |
| 大企業でAIエージェントのガバナンスも | M365 E5 + Microsoft 365 Copilot + Agent 365 または E7 | エージェント管理まで含む統合基盤 |
| Coworkを本格活用したい(大企業) | Microsoft 365 E7 | すべてを統合、Coworkのベース要件を満たす |
Copilot BusinessとMicrosoft 365 Copilotの違い
| 比較項目 | Copilot Business | Microsoft 365 Copilot |
|---|---|---|
| 対象規模 | 〜300ユーザー | 制限なし |
| ベースライセンス | Businessシリーズ | Enterpriseシリーズ |
| 月額目安 | 約¥3,148/ユーザー | 約¥4,497/ユーザー |
| Word/Excel/PowerPoint | ✅ | ✅ |
| Outlook / Teams | ✅ | ✅ |
| Microsoft Graphデータ参照 | 限定的 | ✅ 組織データ横断 |
| Copilot Studio(エージェント) | ❌ | ✅ |
| Copilot Cowork | ❌ | ✅(別途従量課金) |
10.まとめ
本記事のポイントを整理します。
- Copilotは単体購入不可。 必ずM365ライセンスへのアドオンとして追加します。
- 中小企業向け「Copilot Business」(〜300ユーザー)と大企業向け「Microsoft 365 Copilot」(フル版)は別プランです。机上では価格が近くても、Graph参照やエージェント機能の有無が大きく異なります。
- Microsoft 365 E7($99/ユーザー/月)はE5+Copilot+Agent 365+Entra Suiteの統合バンドル。大企業でCoworkを本格展開するなら最有力の選択肢です。
- Copilot Coworkは2026年6月16日にGA。 M365 Copilotライセンス($30/月)+Copilot Credits($0.01/クレジット)の2階建て料金構造です。既存のFrontierプレビューユーザーは2026年7月1日より従量課金が開始します。
- 2026年7月に価格改定が見込まれています。 年間契約の更新タイミングに合わせた予算計画を早めに確認することを推奨します。
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