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【Kiro設定編】KiroでMCP設定時のエラー対処方法①

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この記事のポイント

KiroでMCP(Model Context Protocol)を設定する際に「Failed to connect to MCP server」エラーが発生した場合の原因と対処方法を解説します。

  • エラーの原因:
    uvパッケージが未インストールのため、MCPサーバーへの接続が失敗する
  • 対処方法:
    PowerShellでuvをインストールし、環境変数Pathに追加する
  • 確認方法:
    インストール後、Kiroを再起動してMCP接続を確認する
  • 対象環境:
    Windows 11、Python 3.9.6以降がインストール済みの環境

はじめに:KiroのMCP設定でエラーが発生

こんにちは。DXソリューション営業本部の松浦です。

KiroでMCP(Model Context Protocol)を設定しようとした際に、エラーが発生することがあります。
本記事では「Failed to connect to MCP server」エラーを対象に、原因と具体的な対処方法を解説します。

1. 前提となる環境

本記事は以下の環境下で発生した事象を元に記載しています。

  • OS:Windows 11
  • Python:Python 3.9.6以降がインストール済み
  • Kiro:0.8.140(本記事作成時点の最新版)

2. 発生したエラーの詳細

Kiroで「AWS Documentation MCP Server」を設定する際に、以下のようなエラーメッセージが表示されました。

Failed to connect to MCP server "awslabs.aws-documentation-mcp-server": MCP error -32000: Connection closed


このエラーは、以下の記事を参考にMCP設定を行った際に発生しました。

3. エラーの原因

このエラーの原因は、uvパッケージが未インストールだったことでした。

KiroのMCP設定では、多くのMCPサーバーがuvxコマンドを使用して実行されます。uvxは、Pythonパッケージマネージャー「uv」に含まれるコマンドで、これがインストールされていないとMCPサーバーへの接続が失敗します。

uvとは

uvは、Rustで書かれた高速なPythonパッケージマネージャーです。従来のpipやpipenvと比較して、以下の特徴があります。

  • 高速なパッケージインストール
  • 依存関係の解決が効率的
  • uvxコマンドによるパッケージの直接実行

4. 対処方法

以下の手順でuvをインストールし、環境変数を設定します。

手順1:PowerShellでuvをインストール

PowerShellを管理者権限で開き、以下のコマンドを実行します:

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

このコマンドは、uvの公式インストールスクリプトをダウンロードして実行します。

手順2:環境変数Pathに追加

uvコマンドをどこからでも実行できるように、環境変数Pathに追加します。

2-1. システムのプロパティを開く

  1. Windowsキー + Rで「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. sysdm.cplと入力してEnter
  3. 「詳細設定」タブをクリック
  4. 「環境変数」ボタンをクリック

2-2. Path変数を編集

  1. 「ユーザー環境変数」または「システム環境変数」の「Path」を選択
  2. 「編集」ボタンをクリック
  3. 「新規」ボタンをクリック
  4. 以下のパスを追加(ユーザー名は自分の環境に合わせて変更):
C:\Users\[ユーザー名]\.local\bin

 →「OK」ボタンをクリックして設定を保存

手順3:PowerShellを再起動

環境変数の変更を反映させるため、開いているPowerShellウィンドウをすべて閉じて、新しいウィンドウを開きます。

手順4:uvのインストールを確認

新しいPowerShellウィンドウで、以下のコマンドを実行してuvが正しくインストールされているか確認します:

uv --version

バージョン情報が表示されれば、インストール成功です。

5. 動作確認

uvのインストールが完了したら、Kiroで再度MCP接続を試みます。

手順1:Kiroを再起動

Kiroを完全に終了し、再度起動します。これにより、環境変数の変更が反映されます。

手順2:MCP接続を確認

Kiroの設定画面またはMCP Serverビューで、MCPサーバーの接続状態を確認します。正常に接続されていれば、エラーは表示されません。

手順3:MCPツールを使用してテスト

実際にMCPツールを使用して、AWS Documentationの検索などを試してみます。正常に動作すれば、設定完了です。

まとめ:uvのインストールでMCP接続を解決

KiroでMCP設定時に「Failed to connect to MCP server」エラーが発生した場合、uvパッケージが未インストールであることが原因の可能性があります。

以下の手順で対処できます:

  1. PowerShellでuvをインストール
  2. 環境変数Pathにuvのパスを追加
  3. PowerShellとKiroを再起動
  4. MCP接続を確認

この対処により、KiroでMCPサーバーを正常に使用できるようになります。MCPを活用することで、AWS公式ドキュメントなどの外部リソースをKiro内から直接参照できるため、開発効率が大幅に向上します。是非ご活用下さい!

↓QESではKiroについて積極的に情報発信していきますので是非ご覧ください!



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