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Power Platform初心者必見!基礎から実践まで学べる3ステップ教育法

はじめに
こんにちは!DXソリューション営業本部の中垣です。
Power Platformの導入や活用を進める中で、「開発をしてみたいけど、何から始めればいいのかわからない」「新人にどう教えればいいのかわからない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、弊社で実際にお客様に提供している教育プログラムを例にして、Power Platformに慣れるためのステップや、学ぶ際のポイントをお伝えします!
ちなみに、こちらのステップは弊社でもPower Platformを触ったことのない新人をプロへ育成するために採用しているプログラムです!
弊社の教育プログラム
弊社では、初心者の方に教育させていただく際に段階的に慣れていくということを重視しています。
以下のように基礎学習であるハンズオン、応用学習である練習課題、実践学習である自由開発とステップを進めることで、初心者の方でも無理なくスキルを身につけることができます。
それぞれのステップについては以下の通りです。
1.ハンズオンで基礎を学ぶ
まずは、Power Platformの基本的な操作方法や仕組みを理解するためにハンズオンを実施します。
ハンズオンとは、実際にそのツールを触って学ぶ「体験型の実習」のことです。
弊社のハンズオンでは、詳細な手順書に基づいてシステム開発を行い、まずはサービスそのものに慣れることを最優先としています。
ハンズオンを通して、Power Platform の操作そのものに慣れることができ、どの画面で何ができるのかが明確になります。
※弊社では、習熟度や学びたいサービスに応じた複数の手順書を用意しており、こうした教材の提供や講師の確保といった運用面についても、サポートを行っております。
教育体制を整える際のリソース不足を補う一つの選択肢として、必要に応じて弊社のサービスもご活用いただければと思います。
2.練習課題で応用力を養う
ハンズオンでPower Platformの基本的な操作感と開発手順に慣れたら、次のステップである「練習課題」へと進みます。
こちらのフェーズでは、基礎知識を知っている状態から使える状態へステップアップさせ、問題解決能力を養うことが目標です。
練習課題では、ハンズオンのような詳細な手順書は提供されず、アプリの完成イメージと、達成すべき課題要件のみが提示されます。
例えば、以下の画像のようにタスク登録画面の完成形を示し、「こういった手法で再現してください」といった課題が出されます。

練習課題を通して、ハンズオンで学んだ知識をベースに、目的の機能を実現するための具体的な関数やコントロールを自ら調べ、試行錯誤しながら構築を進める力を身につけます。
3.自由開発で実践力を磨く
基礎知識と応用力を身に着けたら、最終ステップである「自由開発」へと進みます。
こちらのフェーズでは、プライベートでも業務に関わることでも構わないので、自分自身が欲しいと思うシステムを自由に開発します。
この自分が欲しいシステムというテーマ設定が高いモチベーションとなり、開発へのやる気と創造力を引き出すことができます。
自由課題では、以下のようなシステム開発のプロセスを一人で担当します。
1.要件整理・定義 : 何を作るか、どう実現するかを検討
2.テーブル作成・設計 : データの構造を一から設計
3.システム開発 : 必要な機能を構築
4.エラー対応・デバッグ : 発生した問題を解決
自由開発を通して、基礎知識と応用力を実務レベルのスキルとして定着させることができます。
要件整理から設計、実装、エラー対応まで一通り経験する中で、単なる操作力ではなく、問題解決力・設計思考・自走力といった総合力が身につきます。
※弊社ではお客様向けにハッカソンという形式で自由開発の定期的なサポートを実施させていただくこともございます。
学習をするうえでのポイント
続いて、Power Platformを学習していくうえで、私が特に大切だと感じる2つのポイントをご紹介させていただきます。
1.調べる力を育てる
実際の開発では、答えが手元にあるわけではなく、わからないことが出てくるのが当たり前です。
そのため、学習の段階で自分自身で調べるという力を身につけることが重要になります。
2.アウトプットをする
アウトプットをして、他の方からのフィードバックを得ることで自分では気づかなかった改善点や新しい発想に気付くことができます。
弊社では、新人教育の際に作ったアプリを社内で発表したり、ブログに書いたりすることで、アウトプットをする機会を作っています。
まとめ
本記事でご紹介した「ハンズオン」「練習課題」「自由開発」という段階的なステップを踏むことで、基礎知識だけでなく、応用力、問題解決力、そして「自ら考え、創り出す」自走力を身につけることができます。
Power Platformは、アイデアを素早く形にするための強力なツールです。
その力を最大限に活かすには、まず基礎をしっかり学ぶことが重要です。
学習方法に迷っている方は、是非この記事を参考にしていただけますと幸いです!
QES では Power Platform の開発支援、QAサポート、開発者教育、ガバナンス整備など、組織で Power Platform を活用するためのサポートを包括的にご提供しています。Power Platform 活用についてご興味がある/利用中だが課題を感じていらっしゃるお客様はまずはお気軽にお問い合わせください。
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