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QES ブログ

記事公開日

【合格体験記】 Power Platform初心者がPL-900受けてみました!:試験詳細と勉強法

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はじめに

こんにちは!DXソリューション営業本部の廣川です。

この度、「PL-900: Microsoft Power Platform Fundamentals」試験に合格することができました!
取得を目指している、もしくはどういったものか調べている方の参考になればと思い、執筆いたします。

筆者のスペック

まずは、簡単に筆者の情報を記載します。

・ QES4月中途入社(20代後半)
・ 文系一筋
・ 他業界営業職からIT転職1年目
・ Java等を使用した業務アプリ保守、開発業務を半年ほど経験
・ Power Platformは受験月から使用開始

ITの基礎知識は少々持ちつつ、Power Platformに関してはゼロからスタートになります。

受験のきっかけ

弊社ではお客様からお仕事をお任せいただく傍ら、常に社員の能力向上を図っており、よりプロフェッショナルな視点と技術力をもってお力添えする為に、その裏付けや学習の機会として資格受験が奨励されています。
筆者も旬のローコードプラットフォームに入門するにあたって、一歩一歩確実に、系統的に進んでいきたいという思いから受験を決めました。

PL-900について

 

 

どんな資格?

◎ Microsoft認定資格
◎ Power Platformの基本知識についての資格
◎ 正式名称は「Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals」

Microsoft認定資格とは、マイクロソフト製品に関する知識や技術を認定する世界共通のプログラムです。
Power Platformは、Microsoftが提供するアプリケーション開発やデータ分析、自動化、チャットボット開発をノーコード・ローコードで行うためのプラットフォームであり、PL-900はその知識と機能への基本理解を証明する、入門的な資格になります。

試験の形式や詳細については下記の表をご覧ください。 ※2025年5月時点の情報

 試験名

 Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals(PL-900)

 試験内容

 Microsoft Power Platformに関する基礎知識

 試験日

 試験会場によって異なるが通年実施

 試験時間

 45

 問題数

 40~60 問

 出題形式

 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式

 合格点

 700点(1,000点満点)

 試験方式

 CBT方式(Computer Based Testing)

 受験場所

 テストセンター

 受験料

 一般: 12,900円(税込)/ 学生: 9,680円(税込)

 有効期限

 なし

受験までの準備

勉強方法、期間、量

資格勉強というと、参考書を購入して勉強される方が多いかと思いますが、PL-900におすすめの参考書は特別ありません。というのも、Microsoftが公式から無料のPL-900のトレーニングプログラムを出しており、こちらがかなり有用であるためです。また、問題集についても公式トレーニングに模擬問題があります。まずは無料のもので学習を進め、それでも不安が残った場合はUdemyで有料の講座や問題集を購入すると良いかと思います。

参考に、筆者が実際に行った学習の方法、期間、量をご紹介します。

公式サイトの出題範囲を確認
◎ Microsoft Power Platform のビジネス価値を説明する (20–25%)
◎ Microsoft Power Platform の基本コンポーネントを特定する (10 - 15%)
◎ Power BI の機能を実証する (10 - 15%)
◎ Power Apps の機能を実証する (20 - 25%)
◎ Power Automate の機能を実証する (10-15%)
◎ Power Pages の機能を実証する (1–5%)
◎ Microsoft Power Platform の AI 作成エクスペリエンスについて説明する (10–15%)

② 出題範囲を認識したうえで、PL-900の公式Learn(トレーニングプログラム)を学習
期間:おおよそ3日 ※ 公式が出している学習の目安時間は8時間37分になります。

公式サイトの問題集を5周
※ 解説をよく読む。
※ 80%以上安定して取れるようになるまで繰り返す。
量:1周50問×5周
期間:1日

以上、期間としては、トレーニングプログラムに3日、問題集に1日ほどかけた形になります。
1日の学習時間は大体4~5時間ほどでした。

受験ID作成と試験会場申し込み

Microsoft認定資格の受験準備には事前にCERTIPORTというサイトで受験IDを登録する必要があります。
受験の流れ、試験会場の予約や受験ID登録など、詳しい詳細は公式サイトに掲載されていますので、ご確認ください。

試験結果


無事、7割を通過し合格することができました!
試験結果は試験が終わり次第、その場で表示されます。

試験を受けてみた感想

試験当日の朝時点では、公式サイト模擬問題の正答率が50問中90%の状態で挑みました。
実際に受験して少し驚いたのは、大問が38問のみだったことです。
複数選択肢やドラッグ&ドロップ形式があるので、小問数だともう少しプラスだとは思うものの、筆者は回答一週目で38問中26問自信がありませんでした。
大変ドキドキしていましたが、そんな中でも7割以上取ることができたので、焦らずコツコツ学習いただければ大丈夫です!

試験中は問題毎に「後で見直す」チェックボックスがあり、見直したい問題をリスト化できる機能があります。筆者は最初の30分ほどで全ての問題を一周し、残りの15分は自信のない問題の回答を見直しました。
選択肢問題では、単一選択と複数選択の問題によってラジオボタン、チェックボックスとボタン表記が違いますので、ミスを防ぐために公式の試験サンドボックスの体験もおすすめします(トレーニングプログラムのページ上に掲載)。

また、試験問題を振り返って出題されることが多かった、且つ個人的にも不安になることが多かった内容は、例えばPower BIとPower BI Desktopでできることの相違といった、同じコンポーネント内の似たようなサービスや機能、仕様の違い、区別といったものがありました。
このブログを読んでいただいたみなさんには、学習時からぜひ留意していただければ嬉しいです。

おわりに

PowerPlatform初心者として初めての関連資格受験でしたが、無事合格できてよかったです。

Power Platform玄人になってお客様に貢献するべく、
上位資格や関連資格であるPL-200、AZ-900などにも挑戦していきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。

QES では Power Platform の開発支援、QAサポート、開発者教育、ガバナンス整備など、組織で Power Platform を活用するためのサポートを包括的にご提供しています。Power Platform 活用についてご興味がある/利用中だが課題を感じていらっしゃるお客様はまずはお気軽にお問い合わせください。


また、弊社は社員の学習補助に力を入れております!
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