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Azure AZ-104 合格体験記(+AWS認定資格(SAA)との比較)

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こんにちは。システムソリューション営業本部の清水です。


この度、Microsoft のクラウドサービスである Azure の認定資格である AZ-104 を受験し、合格しました。
この記事では、AZ-104 の合格体験記を共有します。
また、AWS 認定資格と対比することで、各々の特性の違いにも触れていきたいと思います。



筆者のスペック

まずは、簡単に私の情報を記載します。

・QES 中途入社4年目(30代前半)
・AWS 認定資格保有(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル資格、他)
・主にインフラ関連の上流工程業務を担当(AWS 中心、一部オンプレ)
・業務上、Azure の利用はなし

クラウド全般に関する知識はあるものの、Azure に関する経験・知識はゼロの状態からスタートしました。


受験のきっかけ

弊社はおかげさまで、2年連続 Microsoft Japan Partner of the Year AWARD を受賞しております。
参考記事:https://www.qes.co.jp/media/PowerAutomate/a300
現在私個人は業務上 Azure を利用していないものの、弊社全体としては活発に利用・お客様へご提案させていただいており、また Azure の将来性や生成系 AI 領域での昨今の盛り上がりを考慮し、是非とも知識習得しなければと考えたのがきっかけとなります。



AZ-104認定試験とは

数ある Azure の認定資格のうち中級レベルに該当する、Azure の管理者を想定した内容が問われる試験です。
主に Azure の実装や管理、監視に関する知識が問われます。

 試験名  AZ-104 : Microsoft Azure Administrator Associate
 試験内容  Azureの実装や管理、監視
 試験時間  120分
 問題数  50問前後
 合格点  700点 / 1,000点
 試験方式  CBT方式(Computer Based Testing)
 受験場所  テストセンターまたはオンライン(自宅や職場)

詳細は公式HPをご確認ください。(定期的にアップデートが入るため、上記内容と一部異なる場合がございます)
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/az-104/

なお同分野の下位資格(AZ-900)も存在するため、まずはそちらから挑戦するのもひとつの手かと思います。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/az-900/



合格までの道のり

私が実際に勉強を始めたのは試験合格の2か月ほど前からでした。
平日は夜寝る前に30~1時間ほど、休日はだいたい3~6時間のまとまった時間をとって学習を行いました。
学習できなかった日も多々あったため、平均して週8時間程と仮定すると、全期間合計約100時間の学習時間でした。

学習で利用した教材は下記となります。


MS Learn トレーニング

https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/browse/?terms=AZ-104
Microsoft 公式の AZ-104 試験対策講座です。
試験範囲における知識を幅広く習得することが出来ます。
私自身はこちら全ての学習はせず、後述のその他教材で学ぶ中で、詳しく知りたいサービスが出てきた場合に利用しておりました。
公式の教材ということと、何より無料で学習できるため、試験範囲全体の雰囲気を掴む取り掛かりとしてオススメです。


参考書

https://book.impress.co.jp/books/1120101160
いくつかある参考書の中から合格者の評価が高そうなこちらを購入し学習しました。
結果試験範囲が分かりやすく1冊にまとまっており、最初の取り掛かりにも、サービス詳細を学習する場合にも、学習期間全体にわたってお世話になりました。
模擬試験問題もついており、受験直前の力試しにも役立ちました。


Udemy Web講座

https://www.udemy.com/course/az-104-microsoft-azure-administrator-jp/
今や資格学習のスタンダードとなった、オンライン学習プラットフォーム Udemy の Web 講座です。
試験範囲を漏れなく、しかしポイントを絞って的確に解説してくれるため、個人的にはかなり為になりました。
私はこちらで各サービスの全体像を把握して、理解しきれなかった点を参考書や MS Learn などで掘り下げて勉強するスタイルを取りました。


Udemy 問題集

https://www.udemy.com/course/30az-104-microsoft-azure-administrator240/
同じく Udemy で販売されている、模擬試験形式の問題集です。
本番の問題にかなり近い問題が多数出題されており、解説も丁寧で、不正解だった問題もなぜ間違いなのかをしっかりと理解することができます。
私はこちらを合計3周ほど学習し、8割以上安定して正解できる実力をつけてから試験に臨みました。


以上の勉強方法で無事合格することが出来ました。
点数は763点という可もなく不可もなくといった成績ではありましたが、無事1発で合格出来てよかったです。



AWS認定資格(ソリューションアーキテクト:アソシエイト)との違い

AWS における AZ-104 に類似の試験として、ソリューションアーキテクト:アソシエイト(SAA)資格というものがあります。
AWS Certified Solutions Architect - Associate

AZ-104 試験は「管理者」というタイトルであり、SAA 資格は「アーキテクト(設計者)」のため、厳密には類似資格ではないのですが、AZ-104 の上位資格がまさしく「ソリューションアーキテクト」資格となるため、立ち位置としては類似資格にあたります。
Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert

実は上記がそのまま「Azure AZ-104」と「AWS SAA」の違いの答えに繋がるのですが、
SAA 資格は AWS のサービス全体を幅広く理解し、それぞれのベストプラクティス(最善の設計方法)を問う問題が多いのに対して、
AZ-104 資格は Azure の主要なサービスに絞り、管理者として各要件を満たすためにどのような設定にするか、
実際の操作方法まで含めて細かく問われる問題が多い印象でした。

そのため AWS SAA 資格保有者が同様の気持ちで試験に臨むと、問題の形式に戸惑うことになります。 
試験範囲や出題形式への理解が必要となりますので、ぜひ早い段階で模擬試験等を受けて、早期に感覚をつかむことをオススメします。



まとめ

いかがでしょうか。
本記事では、私の Microsoft Azure AZ-104 試験の合格体験記を書かせていただきました。
これから受験する方にとって少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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勉強用の教材費用、セミナー等の講義受講費用、資格等の受験費等、すべて会社が負担してくれます。
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