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AWSのクラウド環境で開発環境を構築

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こんにちは。クラウドプラットフォーム本部の蒲原です。今回は、AWSのクラウド環境で開発環境を構築する方法についてご紹介します。開発環境にはAmazon WorkSpacesを使用します。

Amazon WorkSpacesとは

Amazon WorkSpacesは、クラウド上で提供される仮想デスクトップ環境のことです。このサービスを利用することで、リモートワークや在宅勤務など、さまざまな環境で一貫した作業環境を提供することが可能になります。

AmazonWorkSpacesのメリットは以下のとおりです。

  • 場所を選ばずにアクセス可能
  • 初期費用不要、月額料金のみ
  • スケーラビリティが高く、使用中のリソースに合わせてコストを最適化
  • 高いセキュリティ対策が可能

Amazon WorkSpacesのセットアップ

まず、AWS Management ConsoleからAmazon WorkSpacesを検索し、ダッシュボードを開きます。その後、"Quick Setup"を選択し、適切な設定を行います。この設定には、ディレクトリ、ワークスペースの詳細、Running Modeなどが含まれます。

WorkSpacesへのソフトウェアのインストール

次に、開発に必要なソフトウェアをインストールします。例えば、開発言語の環境(Python, Javaなど)、エディタ(VSCode、Sublime Textなど)、VCS(Gitなど)などをインストールすることを検討します。

AWS CLIとSDKの設定

開発環境も完成に近づいてきましたが、AWSリソースにアクセスできるよう、AWS CLIとSDKの設定を行います。これには、AWSのアクセスキーとシークレットキーが必要になります。残念ながら、WorkSpaces には EC2 のように、IAM ロールをアタッチする機能は提供されておりません。

AWS CodeCommitへのソースコードのプッシュ

AWS CodeCommitは、完全にマネージド型の私たちのソースコードをホストするサービスです。開発が進むにつれて、ソースコードをCodeCommitにプッシュすることで、バージョン管理を行うことが可能になります。

CI/CDパイプラインの構築

開発サイクルにおける重要なキーポイントの一つは、CI/CDパイプラインの整備です。AWSではCodePipelineとCodeBuildを活用することで、CI/CDパイプラインを簡単に構築することができます。

総括

AWSを用いて開発環境を構築することで、エンジニアが持つPCのスペックに左右されることなく、安定した性能の開発環境を提供することが可能になります。また、リモートでの作業や複数人での開発でも同じ環境で作業を進めることができます。さらにCI/CDパイプラインにより、品質を維持しつつスムーズなリリースを実現できます。

開発環境は開発チームの生産性に大きく影響します。良い環境づくりは品質の高いソフトウェアを生み出すための一歩となります。この記事が皆さんのAWSを用いた開発環境構築の参考になれば幸いです。

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