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AWS SAA-C03 合格体験記 ― 勉強法と使った教材まとめ

この記事のポイント
IT未経験で入社した新卒1年目が、部署配属から約2か月でAWS認定資格「AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)」に合格するまでの学習記録です。実際に使った教材と週ごとの学習ステップをそのまま公開します。
- 7週間の学習ステップを公開:
AWS基礎 → コンピュート・コンテナ → セキュリティ・監視・IaC基礎 → 試験対策、という積み上げ式の学習計画を週単位で紹介します。 - 使った教材は3つだけ:
AWS公式ハンズオン、AWS Skill Builder、Ping-t。それぞれをどのタイミングで、どう使い分けたのかを具体的に解説します。 - 合格して分かった「基礎の重要性」:
Amazon VPCやAmazon S3といった主要サービスの理解が浅いと、後続サービスの学習速度が落ちます。アウトプット中心の学習が近道でした。
はじめに
こんにちは。DXソリューション営業本部の松榮です。
この度、AWS認定資格である AWS SAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)を受験し、合格することができました。
この記事では、AWS学習を始めた方やAWS資格取得を目指している方に向けて、私が実際に行った勉強法や使用した教材を共有したいと思います。
筆者について
- 4月にQESに入社(新卒1年目)
- IT未経験で入社
- 7月前半に部署配属
- 8月後半にAWS SAA合格
AWSについては何も知らない状態から、7月前半に部署配属されたタイミングで本格的に学習を開始しました。
そこから学習を続け、8月後半にAWS SAAを取得。未経験から2か月足らずで資格に合格することができました。
AWS SAAとは
AWS SAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)は、AWSにおける安全性や信頼性、コスト、パフォーマンスを考慮したシステム設計(アーキテクチャ)の知識を証明する、アソシエイトレベル(4段階の下から2番目)の認定資格です。
安全性、信頼性、コストなど様々な観点への考慮が必要であり、AWS認定資格の中でも広範な知識が求められる試験の一つに挙げられます。
試験概要
| 試験名 | AWS Certified Solutions Architect - Associate |
|---|---|
| 試験内容 | AWSの主要サービスを活用して、安全・信頼性・高性能・コスト効率に優れたシステムを設計する実務的な知識を測る試験 |
| レベル | アソシエイト(Associate) |
| 問題数 | 65問(採点対象50問、採点対象外15問) |
| 試験時間 | 130分 |
| 合格点 | 720点/1,000点満点 |
| 有効期限 | 3年間 |
試験出題分野
| 分野 | 内容 | 出題比率 |
|---|---|---|
| 第1分野 | セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% |
| 第2分野 | 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 26% |
| 第3分野 | 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計 | 24% |
| 第4分野 | コストを最適化したアーキテクチャの設計 | 20% |
使用した教材
今回の学習で使用した教材は、以下の3つです。
- AWS公式ハンズオン/ワークショップ:
学んだ内容を実際に手を動かしてアウトプットするために活用しました。各週で実施したハンズオンは後述します。 - AWS Skill Builder:
AWS Cloud Quest や AWS SimuLearn を通して、主要なサービスに触れるために使用しました。 - Ping-t:
サービスごとの問題演習と模擬試験、および学習テキストの読み込みに使用しました。
合格への学習ステップ
約7週間の学習を、以下のステップに分けて進めました。
| 期間 | 学習テーマ |
|---|---|
| Week1〜Week2 | AWS基礎学習 |
| Week3〜Week4 | コンピュート・コンテナ |
| Week5〜Week6 | セキュリティ・監視・IaC基礎 |
| Week7 | SAA対策+SAA受験 |
Week1〜Week2:AWS基礎学習
Week1〜2はAWSの基礎を学ぶ期間でした。
はじめは「クラウドとオンプレミスの違い」や「AWSとは何か」といったところから学び、AWSを学んでいく上での全体像の把握を行いました。
全体像をある程度把握できたら、AWS Skill Builder の AWS Cloud Quest や AWS SimuLearn を通して、主要なサービスに触れていきました。また、複数のハンズオンを行い、覚えたことをアウトプットする形で学習を進めました。
AWS SAAに関するところでは、試験の範囲や出題分野をWeek1〜2で把握しておきました。最初に範囲や分野を知ることで、その先の学習目標を定めやすくなると思います。
実施したハンズオン
- スケーラブルウェブサイト構築 ハンズオン(Amazon EC2)
- AWS上にセキュアなプライベートネットワーク空間を作成する
Week3〜Week4:コンピュート・コンテナ
Week3〜4では、コンテナやサーバーレスといった観点を学びました。
Week1〜2で学んだ主要なサービスをもとに、新しい分野を学んでいきました。ここまでの4週間は、基本の主要サービスに触れつつ、AWSのサービスがどういったものかを知ることに重点を置いていました。
SAAでは出題されるサービスの幅が広いことが懸念点ですが、Week1〜4で扱う基本的なサービスを土台として固めていくことが、のちのサービスを理解する上でも重要な点です。
また、Week3からはPing-tを使って、個別のサービスごとの問題に取り組み始めました。
実施したハンズオン
- AWS JumpStart ECS スケーラブルハンズオン(Amazon ECS / AWS Fargate基礎、Amazon ECR)
- クラウド初心者のためのサーバーレス ワークショップ
Week5〜Week6:セキュリティ・監視・IaC基礎
Week5〜6では、セキュリティ・監視・IaC(Infrastructure as Code)基礎の分野を学びました。
Week1〜4は「どんなサービスがあるのか」「どのような場合にどのサービスを使うとよいのか」という観点からAWSを学んでいましたが、Week5からはセキュリティなど、AWSを使っていく際のセキュアなサービスの使い方を学びました。
セキュリティはAWS SAAの出題分野を見ても、最も出題比率が高い分野です。Week1〜4までの内容と比べて少し複雑になってきますが、それまでの学習をしっかりしていれば、ここでの理解も深まりやすかったです。
試験勉強としては、Ping-tにある学習テキストからハンズオン等で触れてこなかった内容のテキストを読んだり、少しずつ試験に近い模擬試験で問題を解いたりしていました。
実施したハンズオン
Week7:SAA対策+受験
Week7の最後に、AWS SAAの試験を受けに行きました。
Week7では、これまで触れてきたサービスの復習と試験問題・模擬試験を中心に、「試験に慣れる」「問題傾向に慣れる」ということを意識していました。
この週はサービスごとの問題にはあまり触れず、試験レベルの複数サービスを組み合わせた設計問題を中心に解きました。
模擬試験で8〜9割を安定して取れるようになるまで続け、受験して合格することができました。
資格取得のために必要なこと
約2か月の学習期間を経て必要だと感じたことは、基礎をおろそかにしないということです。
資格勉強を続けていく中で、Amazon VPCやAmazon S3などの主要なサービスを深く理解できていないことから、他のサービスを理解するのに時間がかかってしまうことが多々ありました。
資格取得という面だけでなく、今後AWSに実際に触れていく方にとっても、基礎・土台を固めるということはとても重要だと感じました。
また、早めに出題範囲にあるサービスを少しだけでも触れておくことをお勧めします。
私は主要なサービス以外のところをWeek7の受験間近の期間で触れていったので、理解が曖昧なまま模擬試験で間違えることが多くありました。試験を受ける日をしっかりと計画して、それに合わせて計画的に資格勉強を進めるのがよいと思います。
そして、早く理解するためにはアウトプット中心に学習することがおすすめです。
テキストや問題を覚えるだけでなく、ハンズオンを繰り返して自分で実際に設計してみることで、理解するスピードが速くなります。
私はハンズオンだけでなく、ブログを書くことを通して理解できていない点がはっきりしたり、より理解が深まったりしました。
まとめ
AWS SAA資格の取得を通して、AWSにおける様々なサービスの理解や、アーキテクチャの設計についての理解を深めることができました。
出題範囲が広く、学習していく中で初心者には複雑なことも多々ありましたが、その壁を超えるとAWSでできることを徐々に理解できてきました。
まったくの未経験からでも、しっかりと計画立てて1歩ずつ進めていくことで、2か月かからずにAWS SAAを取得することができました。AWS初心者の方やAWS SAA取得を目指している方は、ぜひ自分の学習ステップを参考にしてみてください。
ここでの経験を活かして、AWSに触れていったり、また新たな資格にも挑戦していきたいと思います。
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