記事公開日
AWSのネットワーク構成を図解で整理 ― VPC/サブネット/セキュリティグループの関係

1.はじめに
はじめまして。DXソリューション営業本部の松榮です。
4月にQESに新卒入社して約4か月経過しました。7月から配属され、現在はAWSを扱うチームで業務をしています。
AWSでは様々なサービスを簡単に扱うことができます。しかし、IT未経験で入社した私にとっては
土台となる基礎の部分でも複雑に感じることが多々あります。
そこで今回はAWSを学ぶ上で基礎であるVPC、サブネット、セキュリティグループの関係から
AWSのネットワーク構成を整理して説明したいと思います。
2.筆者について
- 4月にQESへ新卒入社
- 7月に配属され、AWSに触り始めて約2週間
- IT未経験
3.AWSのネットワーク構成
全体図
今回のVPC、サブネット、セキュリティグループの関係からのAWSのネットワーク構成は上記のようになっています。
VPC内に各サブネットがあり、サブネット内のEC2サーバーに対してセキュリティグループが割り当てられています。
VPC、サブネット、セキュリティグループは、AWSなどのクラウドにおけるネットワークの基本構成です。
次にVPC、サブネット、セキュリティグループそれぞれがどのような役割を担っているのかを詳しく見ていきます。
1.VPC(Virtual Private Cloud)
VPCはクラウド上に構築される仮想ネットワークのことを指します。
VPCを作成することによってプライベートなネットワークを構築することができ、
その中でリソースの配置やセキュリティなど、ネットワークをフルで制御することができます。
また、インターネットゲートウェイなどを通してインターネットや他のネットワークとも接続することができます。
VPCは同じリージョン内の複数のAZ(アベイラビリティゾーン)にまたがって作成することができます。
複数のAZを用意し、サーバーなどを各AZのサブネットに配置することで高可用性を実現することができます。
2.サブネット
サブネットはVPC内のネットワークをさらに分割したネットワークセグメントです。
主にパブリックサブネットとプライベートサブネットに分けられ、
パブリックサブネットはルーティングテーブルにインターネットゲートウェイへのエントリがあり、
インターネットとインバウンド/アウトバウンドのアクセス可能なサブネットを指します。
プライベートサブネットはルーティングテーブルにインターネットゲートウェイへのエントリがなく、
インターネットから直接アクセスできないサブネットを指します。
パブリックサブネットに設置したNATやプロキシを経由することで、インターネットへのアウトバウンドのアクセスが可能になります。
各サブネットは単一のAZ内に作成され、複数のAZをまたいで作成することはできません。
3.セキュリティグループ
セキュリティグループは関連付けられたリソースに到達できるトラフィックおよびリソースから発信できるトラフィックを制御する仮想ファイアウォールです。
セキュリティグループはEC2やRDSなどのENI(Elastic Network Interface)に対して設定することができます。
戻りの通信は自動許可されるステートフルであり、通信の許可だけを設定することができます。
セキュリティグループと似ている仮想ファイアウォールとしてネットワークACLがあります。
セキュリティグループと異なり、サブネットに対して設定することができ、ステートレスで許可と拒否の両方が可能となっています。
4.まとめ
このようにネットワークを構成する要素に様々な役割があり、今回挙げたVPC、サブネット、セキュリティグループのほかにも
数多くのネットワークを構成する要素があります。
一見難しく思える構成も、一旦図に書き起こしてみることでより理解が深まると感じました。
AWSに限らず、ネットワークを理解するということはITの学習をしていくうえでとても重要だと感じます。
今回図を用いて整理したAWSのネットワーク構成をしっかりと頭に入れながら新たな分野の学習に取り組んでいきたいと思います。
もし「このサービスについて知りたい」「AWS環境の構築、移行」などのリクエストがございましたら、弊社お問い合わせフォームまでお気軽にご連絡ください。 複雑な内容に関するお問い合わせの場合には直接営業からご連絡を差し上げます。 また、よろしければ以下のリンクもご覧ください!
<QES関連ソリューション/ブログ>
※Amazon Web Services、"Powered by Amazon Web Services"ロゴ、およびブログで使用されるその他のAWS商標は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※このブログで参照されている、Claude、Claude Code、Claude Fable、Claude Opus、Anthropic は、Anthropic, PBC の米国およびその他の国における商標または登録商標です。


