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【AWS Jam参加レポート】AI使用禁止の4時間でチーム戦3位 - AWS Summit Japan

この記事のポイント
AWS Summit Japan 2026 のAWS Jamに参加した体験レポートです。AI・MCPサーバー・CloudTrailが"封印"された環境での競技を通じて、AI全盛の今だからこそ見えてきた学びをご紹介します。
- AIに奪われていた仕事の再発見:
手書きのIAM/S3バケットポリシー、公式ドキュメント検索、久々のGoogle検索。AIに任せきりだった作業を、自分の手で取り戻す4時間でした。 - チーム戦で問われる「読む力」と「説明する力」:
AWSの知識だけでなく、説明力・指示力・検索力が総合的に試されます。モブ/ペアワークの学びは普段の業務にも活かせます。 - チームで3位、そしてAIが使えない日への備え:
ハイタッチで喜び合うチーム戦の達成感と、「AIが使えない瞬間に自分で動ける力」を保つことの意味を実感しました。
はじめに
DXソリューション営業本部の三浦です。
AWS Summit Japan 2026、2日目のAWS Jamに参加してきました!
Game DayやJamといったハンズオンは人気が高く、セッション予約開始直後には枠が埋まっていたのですが、「Jam枠、空いているよ」と親切な方に教えていただき、当日滑り込みで参加することができました。そしてチームの方々に助けてもらいながら、なんと3位に。
今回の競技でいちばん効いたのは、AIもMCPサーバーもCloudTrailも"封印"されていたこと。AIに頼りきりの普段とは真逆の4時間でした。セッションの特性上、課題の詳細や解法はお伝えできませんが、Jamの魅力とそこで得た学びを、自分の記録として残しておこうと思います。
AWS Jamとは
AWS Jam では、ステップバイステップの手順が用意されていない現実世界のシナリオに AWS の知識を応用する力を試します。チャレンジレベルと技術分野を選択し、AWS コンソールで知識を駆使してトラブルシューティング、デバッグ、未解決の問題解決に取り組みます。ポイントを獲得し、Skill Builder チームサブスクリプションに加入してカスタマイズされた Jam Events で同僚と競い合い、Jam Journey で自力で解決する満足感を味わうことができます。
参考:AWS 向けハンズオンオンライントレーニング(AWS 公式)
AIに奪われていた仕事の再発見
今回かなり大変だったのが、「AI禁止」という縛りです。
IAMやS3のバケットポリシーを書く場面で、普段ならAIに任せるJSONを、公式ドキュメントを検索しながら自分の手で書く。JSONを書くのは、もうAIに奪われた仕事だと思っていたので、ドキュメントを引きながらポリシーを組み立てる作業は、いっそ新鮮ですらありました。
久々に自分でGoogle検索をして、あの見づらいAWS公式ドキュメントを読み込む感覚。これはどうやら私だけではなかったようで、競技後の振り返りでも「久しぶりに自分でGoogle検索した」「新入社員の頃にググりながらポリシーを貼っていたのを思い出した」という声が上がっていました。AIに任せていたら、こういう楽しみ方はできなかったと思います。
私も含めて、人によっては初めて触るサービスもあったようです。AIエージェントにCLIを書かせれば一瞬で済む作業を、チームでひとつずつ手を動かして解いていく。その過程そのものが、純粋に勉強になりました。
AIが消えて見えた「読む力」と「説明する力」
ペア型で進めた課題で印象的だったのが、ペアのコード解読速度でした。日本語のドキュメントもコードも、とにかく読むのが速い。
私自身はもともとプログラムを書くわけではないですし、AIの登場でますます書く機会は減りました。それでも、課題を解決するためには読む能力が必要だと思わされた瞬間でした。また、チーム戦では、AWSの知識や技術力はもちろん、説明する力・指示する力・情報を検索する力が総合的に問われます。
難易度の高い課題はより複雑で、ヒントを使っても解決が困難なほどでした。普段の業務でここまで手を動かすことはないので、自分の知識がどのレベルにあるのかを測るいい機会になりましたし、レベルの高いメンバーと一緒に取り組むことで、モチベーションが刺激されました。
結果発表
競技の後半は、リーダーボードの点数が非表示に。
最後まで順位が分からないまま進むので、結果発表までドキドキ。結果は3位!
メダルの授与、写真撮影タイム。一人でハンズオンをやるだけでは味わえない、チームで成し遂げた達成感があって、本当に嬉しかったです。
課題を解決するたびに仲間とハイタッチをしたり、拍手で称え合ったりとまるでスポーツのようで、ぐっと距離が縮まります。4時間のイベントが、あっという間に過ぎていきました。
振り返り:AIが使えない日に備える
表彰式の後に振り返りセッションが用意されていました。
自分が取り組んだチャレンジを言葉にして説明することで記憶に残りやすくする、ほかの解法も話し合ってみる、そしてモブワーク/ペアワークを今後の業務にどう活かすかといったことをチームで共有する時間でした。
ナビゲーターはドライバーに伝わる言葉で話す、「そこの〜」ではなく「左上の〜と書かれたボタン」のように具体的に伝える、分からないことは遠慮せず質問する。どれも、AIに指示を出すときの"プロンプトのコツ"にも通じる話だなと感じました。
ちなみに、普段の調査で使う CloudTrail が今回"封印"されていたのは、競技としてのゲーム性を持たせるためとのこと。「普段どおりのやり方が封じられる」縛りだったわけです。
そして個人的にいちばん刺さったのが、「MCPサーバーやAIが使えない瞬間が、いつ訪れるか分からない。その時に、自分でドキュメントを読んで動ける人が強い」という趣旨の話。AIに任せきりにするのではなく、土台となる力を保っておくことの意味を、あらためて考えさせられました。
まとめ
AI全盛の今だからこそ、あえてAIを封印して手を動かす経験には、大きな価値がありました。
AWSの知識や技術力はもちろん、説明力・指示力・検索力までもが試される、非常に良いイベントです。そして何より、課題を解くたびにハイタッチで喜び合う、あのチームで成し遂げる楽しさ。社内でも、新人向けの勉強会などでぜひやってみたいと思いました。
※掲載にあたり、写っているメンバー全員の許可を得ています。
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