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Microsoft Japan Partner of the Year 2022においてPower Apps部門のAWARD(マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー)を獲得しました!

システムソリューション営業本部の原田です。
この度QESは、日本マイクロソフト社が主催する
Microsoft Japan Partner of the Year 2022にて
「PowerAppsアワード」を受賞いたしました。
「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2022」は、全国1万社を超えるマイクロソフトパートナーの中で、特に優れた実績とお客様からの厚い信頼を獲得したパートナーを表彰するプログラムです。
当社は、Power Appsの導入実績と関連する活動を評価いただきました。
QESはPower Platform、Power Appsにいち早く注目し、数多くのお客様を支援してまいりました。
この賞は、私達だけではなく、一緒にPower Platformの活用を推進してきた、マイクロソフト社の皆様、そしてお客様あってのものです。この場を借りて、御礼申し上げます。
この栄誉ある賞に恥じぬよう、これまで以上にお客様のDX推進のお役に立てるよう、精進してまいります。
本当にありがとうございました!
そして、マイクロソフト様からも祝賀コメントをいただきましたので、掲載させていただきます。
日本マイクロソフト株式会社 執行役員
コーポレート戦略統括本部長 兼 パートナー事業本部長 本多正樹様のコメント
この度の株式会社QES様の「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2022 」におけるPower Apps アワードの受賞を心よりお祝い申し上げます。Power Platformの豊富な導入実績を持つQES様は、弊社との強力なパートナーシップのもと、独自のサポートサービスや継続的なアプリ開発を提供されるなど、お客様のPower Platformの活用に多大なる貢献をいただきました。この活動を通じてお客様の生産性の向上にますます寄与していただくことを大いに期待いたします。
今後も日本マイクロソフトは、株式会社QES様との強力な連携を通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。
Microsoft Partner of the Year Award (マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー アワード)とは
マイクロソフト関連のビジネスをされている方であれば、ご存知の方が多いと思いますが、知らない方も多くいるかと思いますので、パートナー オブザイヤーとは何なのかについて少し詳しく解説していきます。
Microsoft Partner of the Year Awardは、マイクロソフト社のパートナー企業の中から各技術領域における最優秀企業を毎年選出し、表彰する仕組みです。
グローバルと各国ローカルの2種が存在します。
以下マイクロソフトのWebから引用
- グローバル(Microsoft Partner of the Year)
Microsoft Partner of the Year Awards とは、 世界中の30万社を超えるパートナー企業様を対象に、 マイクロソフト製品を基盤とした、 優れたソリューションやサービスを提供したパートナー様を表彰するアワードです。
https://partner.microsoft.com/ja-jp/connect/wp-award より抜粋
- ローカル(Microsoft Japan Partner of the Year)
マイクロソフト パートナー ネットワーク(MPN)にご参加いただいているコンピテンシー取得パートナー様は、マイクロソフト製品に対する高い技術力と豊富な実績をもち、システムインテグレーション、コンサルティング、教育、技術サポートなどを通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションに貢献する最適なソリューションを提供している企業です。
現在、日本全国で 1 万事業所を超えるパートナー企業が MPN に参加しています。中でも Gold コンピテンシーおよび Silver コンピテンシー取得パートナー様は、多くのお客様のニーズに応えています。
https://partner.microsoft.com/ja-jp/connect/jp-award より抜粋
グローバルでのパートナーが30万社、日本ローカルでも1万社のパートナーがいることに驚きです。
直近3年間の日本ローカルの AWARD獲得は以下の通りです(独自調べ)。
2019年:26
2020年:28
2021年:37
ちなみに全国高校野球選手権(甲子園)は、参加校が約4,000で、
甲子園に出られるのは49ですので、数字上だけの話になりますが、
それ以上にアワードの獲得が難しいことが分かります。
QESは、日本ローカル のアワードを受賞しましたが、獲得の難しさと価値を考えると、
もの凄い賞をいただいたなぁと改めて感じます。
パートナーオブザイヤーのカテゴリについて
グローバルでは、アワードごとに受賞企業(Winner) 1 社と最終選考企業(Finalist) 3 社が選出されます。ローカルでは、アワードごとに受賞企業(Winner) が基本1社、たまに2社が選出されます。
毎年カテゴリは違うようですが、2022年は
「Modern Work」、「Security」、「Business Applications」、「Azure、Industry」、「Business Excellence」、「Social Impact」
の7つのカテゴリに分けられ、各カテゴリごとに複数のアワードが設定されています。
QESはこの中から「Business Applications」カテゴリの「Power Apps パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞いたしました。
https://blogs.partner.microsoft.com/mpn-japan/wp-content/uploads/sites/176/2022/03/Microsoft-Partner-of-the-Year-Awards-Overview-2022_日本語-0311.pdf より抜粋
Power Apps パートナー オブ ザ イヤー アワード獲得で求められること
カテゴリごとに当然ですが、求められること異なります。以下は「Power Apps パートナー オブ ザ イヤー アワード」獲得に求められることとなります。
Power Apps パートナー オブ ザ イヤー アワードは、Power Appsを基盤にした革新的で独自性のある顧客ソリューションの提供で、優れた実績を挙げたパートナー様に授与されます。応募に際しては、マイクロソフトの顧客に一貫性のある高品質の先見的なサービスを提供し、顧客が Power Apps への投資から多大なビジネス メリットが得られるよう支援していることを実証してください。ビジネス リーダーシップと安定した顧客事例に加えて、既存の顧客基盤を維持・拡大しながら、新規顧客の件数やクラウド収益が堅調に伸びていることを提示します。
https://blogs.partner.microsoft.com/mpn-japan/wp-content/uploads/sites/176/2022/03/各アワードの応募要項-0311.pdf より抜粋
パートナー オブ ザ イヤー アワードの応募資格
各アワードごとに応募資格があり、それをクリアする必要があります。以下は「Power Apps パートナー オブ ザ イヤー アワード」の応募資格です。
• Power Apps が製品オファーとしてタグ付けされている AppSource 上で公開された Power Apps Consulting または IP オファーがあること。
• 1 つ以上の Power Apps Co-sell Ready オファーがあること。
• PAL 経由で登録された顧客導入事例が 2 件以上あること。導入事例は Power Apps のスタンドアロン ライセンス (PowerApps のユーザーごとのライセンスかアプリごとのライセンス) を使用している必要があります。
• このカテゴリでは、MPN ID ごとに 1 件限りの応募となります。同じパートナー MPN ID で複数の応募があった場合、いずれか 1件をランダムに選択して判断するものとします。その他の応募は無効となります。
https://blogs.partner.microsoft.com/mpn-japan/wp-content/uploads/sites/176/2022/03/各アワードの応募要項-0311.pdf より抜粋
エグゼクティブ サマリー
4000文字以上8000文字以内で、自分たちが何に貢献したのか、またそれを示す数字などを含めて説明する必要があります。クラウドの利用顧客の成功度、定着率、採用率、満足度に関する戦略や独自のソリューションなどを記載します。
おそらく一番重要になる項目です。
実施した内容は、もちろん重要ですが、書きっぷりも非常に重要だということが、審査員からのアドバイスを見ても分かります。
ある審査員の言葉を借りれば「最も優れたエントリとは、最も詳細な情報を盛り込んだもの」です。指標や数値、統計はどれも欠かすことができません。こうしたデータをすべて示すことで、課題を具体的に説明し、ソリューションを強力にアピールできるようになります。ソリューションを提供した顧客数、収益への影響、生産性向上の割合、顧客がコスト削減できた金額など、実際に達成された具体的な数字を収集しましょう。このような事実に基づく情報はきわめて重要です。
https://blogs.partner.microsoft.com/mpn-japan/wp-content/uploads/sites/176/2022/02/審査員からのアドバイス.pdf より抜粋
表彰について
晴れて受賞いたしますと、マイクロソフトパートナー向けの大型イベントである「Microsoft Inspire」にて表彰されます。今年のMicrosoft Inspire開催は当初2022年7月12日、13日と案内されていましたが、2022年7月19日、20日(日本時間では20,21日)に変更となり
アワードの発表は、オンラインで20日に行われました。

技術的なセミナーや基調講演なんかもアーカイブで閲覧できると思いますので、ぜひ登録してみてください。
https://inspire.microsoft.com/ja-JP/
過去の受賞企業一覧
受賞企業の一覧は以下から確認できます。https://partner.microsoft.com/ja-jp/connect/jp-award/
マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2022 受賞企業
2022年の受賞企業一覧はMicrosoft 公式ブログから確認できます。
今回は51のアワードを44社が受賞しました。
https://blogs.partner.microsoft.com/mpn-japan/2022/07/20/microsoft-japan-partner-of-the-year-2022/
最後に
私は20年以上、Microsoft 関連の技術・ビジネスに関わってきましたので、本当にこの賞を取ることの難しさを感じています。そして、それを継続して取り続けてきている企業の凄さも理解しています。
そんな中、初受賞にはなりますが、今一番盛り上がっていてライバルの多いローコード開発(Power Apps)分野における最優秀賞を受賞できたことは、QESの歴史の中でも本当に凄いことです。
QESは、決して大きい会社ではありませんが、技術力とお客様への誠実さでは、他社に負けない会社だと自負しています。
これからもお客様に満足いただけるソリューションを提供し、アワード獲得常連企業になれるよう頑張っていきます。
これまで関りを持っていただいた、お客様、マイクロソフトの社員の皆様、協力会社様に心より御礼申し上げるとともに、
真摯に取り組んできたQESメンバー達を誇りに思います。
※このブログで参照されている、Microsoft、Windows、Azure、PowerAppsその他のマイクロソフト製品およびサービスは、米国およびその他の国におけるマイクロソフトの商標または登録商標です。