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新製品:Z-FILTERについて

こんにちは、DXソリューション営業本部の飯田です。
近年、サイバー攻撃の巧妙化や働き方の多様化により、従来の「社内=安全」という前提に
不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
テレワークやクラウドサービスの利用が当たり前になった今、境界型のセキュリティだけでは
防ぎきれないリスクが増えています。
これまでのWebセキュリティ製品は、「Web閲覧の制御」や「メールの検疫」など、外部からの脅威を
防ぐことに重点を置いてきましたが、こうした変化に対応するには不十分です。
そこで注目されているのが「ゼロトラストセキュリティ」。
すべてを疑うという前提のもと、ユーザーや端末、アクセス先などを細かく制御することで、
より堅牢なセキュリティを実現する考え方です。
今回は、そんなゼロトラストの考え方をベースにしたデジタルアーツの新しいゼロトラストセキュリティサービス、
「Z-FILTER」についてご紹介します。
2025年11月4日に正式リリースしたZ-FILTERを、ひと足早くベータ版で試してみた感想も交えながらお届けします!
最大の特徴は、IDaaS(Identity as a Service)とSSE(Secure Service Edge)を
一つのプラットフォームに統合している点です。
これにより、認証から通信までを包括的に管理でき、ゼロトラストセキュリティの実現をよりシンプルに、
効率的に行うことが可能になります。
ログ管理までを一つの管理画面で完結できます。
SAML2.0対応で他社IDaaSとの連携も可能。
すべてのユーザー、端末に対して認証を実施し、マルウェア感染リスクを低減。
脅威サイトや未知の通信は即座にブロック。ポート番号の自動配信により、管理者の負担も軽減。
安全なファイルのみを通過させることで、感染リスクを防止。
人の目では気づきにくい情報漏えいリスクを削減。
未認可サービスの利用を早期に把握し、組織全体のセキュリティレベルを向上。
最小限の設定からスタートでき、導入ハードルを大幅に低下。
これらの機能が一つのサービスに統合されていることで、導入や運用の手間を大幅に削減できる点も魅力です。
ユーザーやグループごとに細かくポリシーを設定できるため、企業ごとの運用方針に合わせた
セキュリティ設計がしやすい印象を受けました。
特に、i-FILTER@Cloudを使われている企業にとっては、UIが共通しているため非常に使いやすいと感じました。
私自身もi-FILTER@Cloudを触ったことがあったため、設定作業などもすんなり進めることができました。
一方で、ベータ版ということもあり、一部機能には制限がありました。
今後リリースされる検証版では、本番環境同様の機能が試せるようになるとのことで、引き続き検証を進めていく
予定です。
従来のWebセキュリティ製品は、主に「Web閲覧の制御」や「メールの検疫」といった機能に
とどまっていました。
しかし、クラウドサービスの普及やテレワークの常態化により、境界型のセキュリティでは
防ぎきれないリスクが急増しています。
Z-FILTERは、IDaaSとSSEを統合し、認証から通信制御までを包括的にカバーすることで、
従来の単機能のセキュリティ製品よりもはるかに強固なセキュリティを実現します。
これからの時代に求められるのは、境界に頼らず「すべてを検証する」ゼロトラストモデルです。
Z-FILTERは、その考え方を現実的に導入できる強力な選択肢と言えるでしょう。
弊社では、Z-FILTERを販売代理店として取り扱います。
今後は、検証版でのさらなる機能確認を進めながら、どのような企業にフィットするのか、
どんな提案ができるのかを探っていきます。
導入支援や運用サポートにも力を入れていく予定ですので、興味のある方は
ぜひお気軽にお問い合わせください!
次回のブログでは、Z-FILTERの具体的な活用シーンや導入事例など、より実践的な内容をお届けする予定です。
お楽しみに!
※このブログで参照されているZ-FILTERその他の製品関連の各種名称・ロゴ・アイコン・デザイン等は
デジタルアーツ株式会社の登録商標または商標です。
近年、サイバー攻撃の巧妙化や働き方の多様化により、従来の「社内=安全」という前提に
不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
テレワークやクラウドサービスの利用が当たり前になった今、境界型のセキュリティだけでは
防ぎきれないリスクが増えています。
これまでのWebセキュリティ製品は、「Web閲覧の制御」や「メールの検疫」など、外部からの脅威を
防ぐことに重点を置いてきましたが、こうした変化に対応するには不十分です。
そこで注目されているのが「ゼロトラストセキュリティ」。
すべてを疑うという前提のもと、ユーザーや端末、アクセス先などを細かく制御することで、
より堅牢なセキュリティを実現する考え方です。
今回は、そんなゼロトラストの考え方をベースにしたデジタルアーツの新しいゼロトラストセキュリティサービス、
「Z-FILTER」についてご紹介します。
2025年11月4日に正式リリースしたZ-FILTERを、ひと足早くベータ版で試してみた感想も交えながらお届けします!
1. Z-FILTERとは?
Z-FILTERは、デジタルアーツが新たに提供するクラウド型の統合セキュリティプラットフォームです。最大の特徴は、IDaaS(Identity as a Service)とSSE(Secure Service Edge)を
一つのプラットフォームに統合している点です。
これにより、認証から通信までを包括的に管理でき、ゼロトラストセキュリティの実現をよりシンプルに、
効率的に行うことが可能になります。
2. Z-FILTERの機能紹介
Z-FILTERには以下のような機能が統合されており、認証から通信制御、可視化、ログ管理までを一つの管理画面で完結できます。
主な機能一覧:
・ IDaaS(StartIn)連携
多要素認証(ワンタイムパスワード、生体認証、位置情報認証など)に対応し、ユーザー認証を強化。SAML2.0対応で他社IDaaSとの連携も可能。
・ ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)
VPN不要で社外から社内へ安全にアクセス。すべてのユーザー、端末に対して認証を実施し、マルウェア感染リスクを低減。
・ ホワイト運用(SWG+クラウドファイアウォール)
安全と判断されたサイト・IP・ポート・プロトコルのみを許可。脅威サイトや未知の通信は即座にブロック。ポート番号の自動配信により、管理者の負担も軽減。
・ アンチウイルス&サンドボックス
ファイルのアップロード・ダウンロード時にマルウェア検知を実施。安全なファイルのみを通過させることで、感染リスクを防止。
・ DLP(データ損失防止)※オプション
日本語に特化した高精度エンジンで、機密情報のアップロードを検知・ブロック。人の目では気づきにくい情報漏えいリスクを削減。
・ CASB(クラウドサービス可視化)
クラウドサービスの利用状況をグラフィカルに表示。未認可サービスの利用を早期に把握し、組織全体のセキュリティレベルを向上。
・ テンプレート設定機能
導入時の初期設定を簡略化するプリセットを多数用意。最小限の設定からスタートでき、導入ハードルを大幅に低下。
これらの機能が一つのサービスに統合されていることで、導入や運用の手間を大幅に削減できる点も魅力です。
3. 実際に触ってみた感想
今回、ベータ版を試してみて感じたのは、設定の柔軟性の高さです。ユーザーやグループごとに細かくポリシーを設定できるため、企業ごとの運用方針に合わせた
セキュリティ設計がしやすい印象を受けました。
特に、i-FILTER@Cloudを使われている企業にとっては、UIが共通しているため非常に使いやすいと感じました。
私自身もi-FILTER@Cloudを触ったことがあったため、設定作業などもすんなり進めることができました。
一方で、ベータ版ということもあり、一部機能には制限がありました。
今後リリースされる検証版では、本番環境同様の機能が試せるようになるとのことで、引き続き検証を進めていく
予定です。
4. まとめと今後の展望
今回は、Z-FILTERをご紹介しました!従来のWebセキュリティ製品は、主に「Web閲覧の制御」や「メールの検疫」といった機能に
とどまっていました。
しかし、クラウドサービスの普及やテレワークの常態化により、境界型のセキュリティでは
防ぎきれないリスクが急増しています。
Z-FILTERは、IDaaSとSSEを統合し、認証から通信制御までを包括的にカバーすることで、
従来の単機能のセキュリティ製品よりもはるかに強固なセキュリティを実現します。
これからの時代に求められるのは、境界に頼らず「すべてを検証する」ゼロトラストモデルです。
Z-FILTERは、その考え方を現実的に導入できる強力な選択肢と言えるでしょう。
弊社では、Z-FILTERを販売代理店として取り扱います。
今後は、検証版でのさらなる機能確認を進めながら、どのような企業にフィットするのか、
どんな提案ができるのかを探っていきます。
導入支援や運用サポートにも力を入れていく予定ですので、興味のある方は
ぜひお気軽にお問い合わせください!
次回のブログでは、Z-FILTERの具体的な活用シーンや導入事例など、より実践的な内容をお届けする予定です。
お楽しみに!
※このブログで参照されているZ-FILTERその他の製品関連の各種名称・ロゴ・アイコン・デザイン等は
デジタルアーツ株式会社の登録商標または商標です。


