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【Geminiアップデート】対話からWord・Excel・PDFが直接生成できるように!

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この記事のポイント

2026年4月のGoogle公式発表により、Geminiが対話の中からそのままファイルを生成できるようになりました。
本記事ではアップデートの概要と、筆者がGW旅行ガイドで実際に試した結果をご紹介します。

  • 対応形式:
    Microsoft Word(.docx)・Excel(.xlsx)・PDF・Google ドキュメント/スプレッドシート/スライドなど計11形式に対応
  • 対象ユーザーと制約:
    Google Workspace全エディションと個人Geminiユーザーが対象。現時点では「1プロンプトにつき1ファイル」の制約あり
  • 筆者の検証結果:
    最初は「Wordで」と頼んだのに3ページ構成のPDFが返却。プロンプトを「形式:word」と明示する形に言い換えたところ、無事に.docxファイルが生成されました。うまくいかないときはプロンプトの言い換えがおすすめ

こんにちは!DXソリューション営業本部の大和矢です。

Geminiでチャットしている内容を、わざわざコピペしてWordやExcelに貼り直したことはありませんか?
「せっかく良い資料の構成案ができたのに、ここから整形作業が地味に大変…」と感じる場面、筆者にも何度もあります。
そんなモヤモヤを一気に解消してくれる新機能が、ついにGeminiに登場しました。

2026年4月、Google Workspace UpdatesでGeminiの「ファイル生成機能」が発表されました。
会話の中からそのまま、PDF・Word・Excelといった整形済みファイルを生成できるという、業務影響の大きいアップデートです。
本記事では、機能の概要から実際に使ってみた感触をご紹介します。

Geminiの「ファイル生成機能」とは?

2026年4月、GoogleはGoogle Workspace Updates公式ブログにて、Geminiが会話の中から直接ファイルを生成できる機能を発表しました。
発表の原文はこちらです。

▼ 公式発表:Move from conversation to creation with file generation in Gemini(Google Workspace Updates)

Gemini now generates formatted files directly from conversational prompts, bridging the gap from brainstorm to shareable file and reducing the need to copy, paste, and format.
(Geminiが対話プロンプトから直接、フォーマット済みのファイルを生成できるようになりました。ブレインストーミングから共有可能なファイルまでのギャップを埋め、コピー・ペースト・整形作業の必要性を削減します。)

これまでGeminiは、回答をテキストとして返してくれる「対話型のアシスタント」という立ち位置でした。
今回のアップデートにより、Geminiは「対話の相手」から「成果物まで仕上げてくれるパートナー」へと進化したことになります。

何が嬉しいのか?

これまでの典型的な業務フローを思い出してみてください。
「Geminiにアイデアを出してもらう → 出力されたテキストをコピーする → Word/Excel/スライドに貼り付ける → 体裁を整える」という4ステップが必要でした。
このうち後半の「コピペと整形」のステップが、ファイル生成機能によって一気に省略できるようになります。
つまり、ブレインストーミングから「人に渡せる成果物」までの距離が、これまでより圧倒的に短くなるということですね。

利用可能な対象ユーザー

本機能は幅広いユーザーに開放されているのも特徴です。
Google Workspace Updatesの公式発表によると、対象は次のとおりです。

対象 利用可否
Google Workspace全エディションのユーザー 利用可能
Workspace Individualサブスクライバー 利用可能
個人Googleアカウントで利用するGeminiユーザー 利用可能

管理者側で個別にオン・オフを切り替える設定はなく、Geminiアプリ自体のオン・オフによって制御される仕様です。

生成できる11種類のファイル形式

気になる対応ファイル形式ですが、Google公式発表によると合計で10種類のフォーマットに対応しているとのこと。
ラインナップが想像以上に充実しています。

Google Workspace系(3種類)

  • Google ドキュメント
  • Google スプレッドシート
  • Google スライド

Microsoft Office系・その他(8種類)

  • PDF
  • Microsoft Word(.docx)
  • Microsoft Excel(.xlsx)
  • CSV(.csv)
  • LaTeX(.tex)
  • テキスト(.txt) / リッチテキスト(.rtf) / Markdown(.md)

注意点:現時点では「1つのプロンプトにつき1ファイル」という制約があります。
「議事録のWordとToDoのExcelを同時に作って」とお願いしたい場面もありそうですが、そこは今後のアップデートに期待ですね。

実際に使ってみた:GW旅行ガイドをファイル化

機能の概要だけ眺めていてもイメージが湧きづらいので、筆者も実際に試してみました。
テーマは時節柄、「2026年のゴールデンウィーク(GW)の旅行ガイド」にしてみます。

プロンプトと生成画面

Geminiに、次のように依頼してみました。

プロンプト:
2026年のGWに訪れるべき場所をワードファイルにまとめて。

すると、Geminiが思考プロセスを表示しながら、旅行ガイドの構成を考え、ファイルを生成して返してくれました。

GeminiのチャットUIで旅行ガイドPDFの生成を指示し、ファイルが添付された状態の画面

チャット画面に直接ファイルが添付され、その場でダウンロードや共有ができる構造です。
「ファイル添付までが対話の一部になっている」という体験は、これまでのチャットツールにはなかった新鮮な感覚でした。

生成されたファイルの中身

生成されたファイル「2026_GW_Travel_Guide」を開いてみると、想像以上にきちんとした構成のドキュメントが出てきました。

1ページ目では、2026年のGWのカレンダー解説と、最大8連休になる休みの取り方が表でまとまっています。

Geminiが生成した「2026年GWおすすめ旅行先ガイド」PDFの1ページ目(カレンダー表・旅行先情報)

2ページ目では、国内のおすすめ旅行先(北海道・沖縄・東京周辺)と海外のおすすめ旅行先の概要が紹介されています。

同PDFの2ページ目:国内旅行先(北海道・沖縄・東京周辺)と海外旅行先の詳細

3ページ目では、ベトナム・ハワイといった海外旅行先の詳細と、予約のポイント・注意事項までしっかりカバーされています。

同PDFの3ページ目:ベトナム・ハワイの紹介と予約のポイント・注意事項

見出しの装飾、表組み、おすすめポイントを強調するハイライトボックスまで、人が手で整形したかのような仕上がりです。
正直、「下書きとしてここまで作ってもらえるなら、十分業務で使えるな」と感じました。

「Wordで作って」と頼んだのにPDFが…?

ここまでだと「めちゃくちゃ便利!」で終わってしまうのですが、実は1点だけ気になったことがあります。

お気づきでしょうか。
筆者は確かに「ワードファイルにまとめて」とお願いしたはずなのに、生成されたのはPDFファイルでした。

筆者のリクエスト:Wordファイル
実際に生成されたファイル:PDFファイル

もちろんPDFも便利なのですが、「Word」と明示的に指示しているのに別の形式で返ってきたとなると、少しモヤッとしますよね。
Google公式アナウンスではWord(.docx)も対応形式に含まれているため、機能としては実装済みのはずです。
気になったので、プロンプトの言い回しを変えながら何回か試してみることにしました。

プロンプトを言い換えてみたらWordが返ってきました

何回か言い回しを変えながら試したところ、ある時ついにWordファイル(.docx)が返ってきてくれました。
具体的には、依頼内容と出力形式を分けて明示する形に変えています。

うまくいったプロンプト:
2026年のGWに訪れるべき場所を以下のファイル形式でまとめて。
形式:word

Geminiに「形式:word」を指定するプロンプトを送り、GW2026_Travel_Guide.docxが生成された画面

チャット上でも「Wordファイルを作成いたしました」と返ってきて、ファイル名末尾もしっかり.docxになっています。
Gemini上のプレビューでも、表組みを含む内容がきちんとdocxとして読み込まれているのが確認できました。

Gemini上で生成されたdocxファイルをプレビュー表示し、表組みを含む内容が確認できる画面

ダウンロードしてMicrosoft Wordで開いてみたところ、見出し・表組み・本文の階層もそのまま保持されており、十分そのままたたき台として使えるレベルでした。

ダウンロードしたdocxファイルをMicrosoft Wordで開いた画面

皆さまも一度試してうまくいかなかったときは、機能制限を疑う前に、まずはプロンプトを2〜3回ほど変えて試してみるのがおすすめです。

業務インパクト:WordやExcelの直接生成が変える働き方

会話の中からそのままWord・Excelが生成できるという体験が、業務にもたらすインパクトは非常に大きいと感じます。

日常業務でこう使える

少し具体的に、業務シーンを想像してみましょう。

シーン 活用イメージ
企画提案 Geminiと壁打ちしながら、最終的に取引先提出用のWord文書のたたき台として出力
教育・研修 過去のデータを与えたうえで、研修カリキュラムをWordで一気に作成
データ連携 分析結果をExcelで出力し、テスト用途等で他システムに取り込み

「とりあえずたたき台が欲しい」が一発でかなう

業務でいちばん重たいのは、「ゼロから1を生み出す」フェーズではないでしょうか。
白紙のWordやExcelを前にして、構成や項目立てに頭を悩ませる時間は、誰しも経験があるはずです。
ファイル生成機能を使えば、その「最初の1」を整形済みのファイルとして即座に手に入れることができます。
あとは内容のチェックや、自社特有の事情に合わせた修正を加えるだけです。
結果として、「考える時間」と「作業する時間」のバランスが、考える側に大きく振り分けられるようになります。

まとめ:会話から成果物までの距離がさらに縮まった

今回はGeminiに新たに追加されたファイル生成機能について、概要・対応形式・実際に試した結果をご紹介しました。
Word・Excelといった日常的に使う形式に幅広く対応しており、業務での活用余地は非常に大きいと感じます。
筆者の環境では「Wordと頼んだのにPDF」が返ってくるご愛敬もありましたが(笑)、プロンプトを何度か言い換えてみたところ、最終的にはちゃんとWordファイルも生成できました。
うまくいかないときに諦めてしまうのはもったいないので、ぜひ依頼の仕方を少し変えてリトライしてみてください。
ぜひ皆さまも、お手元のGeminiで「○○をWord/Excelにまとめて」と話しかけてみてください。

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※このブログで参照されている、Google、Gemini、Google Workspace は、米国およびその他の国におけるGoogle LLCの商標または登録商標です。Microsoft、Word、Excelは、米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporationの商標または登録商標です。その他の商標および登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。

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