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【AI時代のコーディング革命!】GitHub Copilotの使い方を解説①

こんにちは!DXソリューション営業本部の大和矢です。
本ブログでは、AIを活用してプログラミング作業を支援するツール「GitHub Copilot」の使い方をご紹介します。
「GitHub Copilotって何?」と疑問に思う方は、まずは以下のブログをお読みください。
GitHub Copilotの基本的な概要を理解するのに役立ちます。
GitHub Copilotの活用方法
それでは、GitHub Copilotの基本的な機能と使い方について説明していきます。
今回は筆者がVisual Studio 2022を使用し、C#言語でGitHub Copilotを活用する様子を交えながら、GitHub Copilotの使い方を説明していきます。
使用するIDEによっては、GitHub Copilotのショートカットキーが異なることがありますので、その点をあらかじめご理解ください。
コードの自動補完
コードを入力していると、GitHub Copilotがリアルタイムで補完候補を提案してくれます。
こちらが、GitHub Copilotによるコードの自動補完機能です。
提案されたコードは薄いグレーの文字で表示されるので、簡単に識別できます。
GtiHub Copilotがコードを提案してくれた際に、起こすべきアクションは以下の通りです:
- 「Tab」キーを押下:提案の受け入れ
- 「Alt + .(ドット)」キーを押下:次の候補の表示(候補が複数ある場合)
- 「Alt + ,(カンマ)」キーを押下:前の候補の表示(候補が複数ある場合)
- 提案を無視して自分が書きたいように書く
「Tab」キーを押下して提案を受け入れると、薄いグレーの文字がコードとして確定されます。
GitHub Copilotが提案してくれるコードが複数ある場合は、「Alt + .(ドット)」キーを押下して次の候補を表示することができます。
また、「Alt + ,(カンマ)」キーを押下すると、ひとつ前の候補に戻ることができます。
先ほどのグレー文字の提案状態から次の候補を表示すると、以下の提案が表示されました。
今回はプロンプトの内容が薄く、次点の候補は筆者の意図するものではなかったので採用しませんでした。
GitHub Copilotが提案してくれるコードに納得できない場合は、提案を無視して自分のコードを書き続けることができます。
コメントからのコード生成
コメントを入力すると、その内容に基づいてコードが生成されます。
コメント(プロンプト)が具体的であればあるほど、GitHub Copilotはより適切なコードを提案してくれます。
また、コメントを途中まで入力すると、GitHub Copilotがその先を予測し、コメントの提案まで行ってくれることもあります。
例えば、筆者がコメントで「与えられた文字列」と入力したところ、「与えられた文字列が回文かどうかを判定する」というコメントが提案されました。
今回はこのコメントを活用して、「コメントからのコード生成」機能について紹介します。
筆者が期待するコードをGitHub Copilotが提案してくれるように、コメントをより具体的に修正してみました。
その結果、GitHub Copilotがコメントに沿った関数を提案してくれました。
この関数を利用して、入力した文字列を判定したところ、期待通りに機能しました。
■入力された文字列が回文であるケース(しんぶんし)
■入力された文字列が回文でないケース(Hello World !!)
このように、コメントを活用することで、GitHub Copilotはそれに基づいたコメントやコードを提案してくれます。
まとめ
今回は、GitHub Copilotの基本的な機能と使い方について紹介しました!
次回は、GitHub CopilotのCopilot Chatの使い方について解説していきますので、お楽しみに!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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